タバコ葉梱包の解体から選別

この部屋では、梱包からタバコ葉を取り出し、葉巻を巻く作業が行えるように一枚一枚タバコ葉を分けて、さらにタバコ葉の状態をチェックして選別作業が行われます。ここで取り扱われるのはバインダー(カポーテ)とフィラー(トリパ)のみで、ラッパー(カパ)はモハを経たのち、別の作業室で選別が行われます。


梱包を解いたら、タバコ葉が乾きすぎてないか量りににかけて重量を確認します。ピナール・デル・リオの熟成倉庫出荷時に計量された重さがカードに記載されているため、重さを量ることでおおよその乾湿状態が把握できます。






選別は葉の大きさ、色、手触りなどを基準に行われ、熟練者は手触りだけで葉の性質を見分けることが出来ます。


タバコ葉の湿気が適度かどうかを確認した後、少し保管して寝かせます。湿気が多い葉は、別室で1~2日保管して適度な湿気となるよう落ち着かせます。取材した日は量が少なかったのですが、普段はもっと多くの葉が寝かせられているとのこと。



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