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シガー用品の選び方 ─ 動画でわかる用品選び ─

シガー用品の選び方_banner
葉巻が好きな方にとっては、道具選びも葉巻の楽しみの一つかと思います。ですが、色々あるシガー用品をどのような目安で選んだら良いのか、ちょっと迷いますね。そこで、シガー用品の選び方のポイント動画を作成しました。

このHOW TOでは、(1) ヒュミドール編 (2) シガー調湿用品編 (3) シガーライター編 (4) シガーカッター編 の4項目について、シガー用品の機能や特徴、そして選び方のポイントを説明しています。
シガー用品をこれから買いそろえられる方、また買い換えをお考えの方など、この動画を参考にしてご自分に合ったシガー用品をお選びいただければ幸いです。

シガー用品のご購入はこちらから → 当店の シガー用品販売ページ

※ 以下の動画はパソコン、スマホでのみご覧いただけます。



ヒュミドール、シガーライター、シガーカッターの選び方は、写真とテキストで説明したページもございます。こちらも併せてご覧下さい。

● ヒュミドールの選び方
● 葉巻用ライター選び
● シガーカットの種類とそれぞれの特徴

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Posted 2 years, 1 month ago at 2:51 PM.

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湿度計の調整方法

葉巻の湿度管理に欠かせないものの一つに湿度計があります。ヒュミドール付属の湿度計は大半がアナログタイプですが、使用していくうちに誤差がでてくるため、定期的な調整が必要です。しかし残念なことに、インターネットでは誤った調整方法が多く掲載されているため、湿度計が正しくセットアップできていない方も多いようです。
そこで本稿では、家にあるもので簡単・正確に行える、湿度計の調整方法をご紹介します。

※当店から出荷しているヒュミドール付属の湿度計、および単体のアナログ湿度計は、測定誤差±1.0%の高精度デジタル湿度計に合わせて調整をしてから出荷しておりますので、お客様のほうで調整いただく必要はありません。

【準備するもの】
adjustment_of_hygrometer01
調整する湿度計 ・ 小さな小鉢 ・ 食塩 ・ ジッパー付きビニル袋

【調整方法】

  • ステップ1
    adjustment_of_hygrometer02小さな器に1/3~1/2程度、精製水と食塩を入れ飽和食塩水にします。食塩はフローズン状態になる程度まで、たっぷり入れてください。
  • ステップ2
    adjustment_of_hygrometer03ファスナー付きビニル袋に、1.で作った飽和食塩水の器と湿度計を入れ、中の空気を抜いてファスナーを閉じます。(空気の量が少ない方が、より正確な湿度に安定します)
  • ステップ3
    adjustment_of_hygrometer04湿度計を入れたビニル袋を1日程度置いておきます。するとビニル袋内部の湿度は、ほぼ相対湿度75%になっていますので、湿度計の目盛りが違う湿度を指していたら、75%に合わせてください。

【注意点】

  • 使用する塩は、塩化ナトリウム100%に近い食卓塩(味の素はダメですよ)をご使用ください。海水塩だと他の塩類を含有するため75%になりません。
  • 部屋が乾燥していると、湿度計を袋から出したとき微妙に数値がずれてくるので、目盛りの調整は素早く行ってください。出来れば、空気が乾燥していない雨の日などに行うと良いでしょう。

【解説】
飽和食塩水を密閉空間に置いておくと内部の湿度が75%に安定する──これは湿度計試験に使われる「飽和塩法」と呼ばれるもので、JIS B7920にも規定されている信頼性の高い湿度再現方法です。
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adjustment_of_hygrometer05当店で取り扱っているウェスタンカリバーIII デジタル温湿度計でも試してみたところ、24時間でジャスト75%に安定しました。

※間違った湿度計調整方法
蒸しタオルや濡れタオルで湿度計を包んで、しばらく時間をおいた後に針を100%に合わせる。

【上記調整方法の問題点】
ヒュミドール用・葉巻用のアナログ湿度計は、ほとんどがバイメタル式湿度計です。このバイメタルとは、温度や湿度に対する膨張係数が異なる2種類の金属を貼り合わせたもので、アナログ湿度計ではゼンマイ形状のものが使われます。
このバイメタル方式の湿度計で湿度が測定できるのは、製品にもよりますが概ね10~90%で、最も精度が高い計測域は35~75%です。

インターネット検索で「バイメタル式湿度計」で検索していただけると分かるのですが、この方式の湿度計で0%または100%の目盛りがある製品はほとんどありません。何故かというと、湿度0%や100%などの極域では誤差が大きくなるからです。湿度表示誤差の大きい100%で湿度計を調整するのをお薦めできないのはこのためです。

もう一点、バイメタルはデリケートな部品です。室内用のバイメタル式アナログ湿度計でも、ある程度精度の高い製品になると、注意書きに「息を吹きかけたりしないでください。」という文言を見つけることができます。蒸しタオルで包んだりすれば「温度+湿度」という二重の負荷がバイメタルにかかります。バイメタルは形状記憶合金ではないので、無理な負荷が加わると完全には元に戻りきらなくなりますのでご注意下さい。

Posted 8 years ago at 5:19 PM.

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シガーカットの種類とそれぞれの特徴

葉巻のカット道具は、カット方法別に3種類あります。

1.フラットカット
・ダブルブレードギロチンカッター
・シングルブレードギロチンカッター
・シガーシザー
flat_cutter

2.パンチカット
・パンチカッター
punch_cutter

3.Vカット
・Vカッター(キャッツアイ)
v_cutter

これらのカット方法によって、何が違ってくるのでしょうか?

cigar_cuttingその違いの一つ目は、葉巻の風味です。葉巻は、カット面が広いほど味わいがマイルドになります。
ですので、フラットカットよりもパンチカットの方が強い味わいになります。また、ドロー(吸い込み)が良好な葉巻の場合あまり影響ありませんが、ドローの悪い葉巻の場合は深くカットしてカット面を広くすることで、ドローが若干改善されることがあります。

二つ目は、葉巻をくわえたときの口当たりの違いです。
特に太い葉巻の場合は、フラットカットするとカット面が大きくなるため、葉巻をしっかりくわえなくてはいけなくなります。これがパンチカットだと、くわえると言うより唇をヘッドに添える感じで薫らすことができるので、女性にはお薦めです。また葉巻をくわえ込むとどうしても唾液で吸い口が詰まりやすいので、そういう意味でもパンチカットは吸い口をベタベタにしないですむというメリットもあります。
もう一つ口当たりについていうと、パンチカットの場合、葉巻のキャップの丸みを残してカットできるため、葉巻が唇に当たる感触が良いのも特徴です。フラットカットにやや失敗した場合、切りくずが口の中に入ってきて不快な思いをすることがありますが、パンチカットではそれがありません。

三つ目は、葉巻のサイズやシェイプによって使えないカットがあることです。
ピラミデやベリコソなどのヘッドが尖ったタイプの葉巻にはパンチカットは使えません。また、かなり細目の葉巻(パナテラやエクスクイジートなど)はパンチカッターのカット径がよほど小さくないと使えません。そういう意味では、フラットカットは万能タイプのカットであるということが出来ます。

Vカットについては、ヘッドの丸みを残しつつもカット面が大きいため充分な煙の量が楽しめると言われることが多いようですが、私個人の意見としては、煙の量はパンチカットと大差ないように思います。また私の知る限りでは、切れ味の良いVカッターが製品として豊富ではないことも、Vカットのメリットがあまり感じられない一因です。

しかし、外出先などでシガーカッターがない場合、ナイフやペーパーカッターなどでVカットしたという経験はあります。シガーカッターがなく、やむを得ず一般の刃物で葉巻をカットする場合は、ヘッドをVの字にカットするのも良いでしょう。切れ味が鋭い刃物ならばフラットカットもできますが、少し切れ味が悪いとヘッドを割ってしまう可能性が高いです。

さて、葉巻のカットの違いについて簡単に特徴を説明をしましたが、最後にリカット(再カット)についてお話ししておきましょう。

これは、カット径が大きくなると葉巻の風味がマイルドになるという特性を活かして、葉巻を薫らしている途中で再度カットする方法です。葉巻の楽しみには、葉巻を一本薫らすあいだに起こる風味の変化を愉しむことも含まれると思いますが、この風味の変化は時として、中盤以降くらいから苦みやえぐみ、辛さなどが現れることもあります。そのようなときは不味くなったからといって薫らすのをやめてしまわずに、一度リカットを試してみて下さい。これで問題が解決する場合があります。
またダブルコロナのような大型の葉巻は、前半がかなりマイルドになる傾向があるため序盤はパンチカットで風味を強めて愉しみ、中盤以降はフラットカットして、風味の強くなってきた味わいを和らげる…などの工夫もできます。

かくいう私はというと…、ほぼパンチカット一辺倒です。
理由がブログ記事に書いていますので、もしご興味があればお読み下さい。

ブログ記事:シガーのカットは何カット?

Posted 8 years, 1 month ago at 8:39 PM.

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ヒュミドールの選び方

ヒュミドールをタイプ別に見た場合の選び方を、ポイントを整理してご紹介したいと思います。少し説明文が長いので、もし可能ならシガーに火を着けてから読み始めていただけると良いかと思います。

さてヒュミドールを選ぶ上で、まず最初に考える必要があるのが葉巻のストック本数です。常時何本ぐらいストックしておきたいのか、これを基準にヒュミドールの大きさを絞り込むのが良いでしょう。

●ヒュミドールの大きさ(収納本数)選びのポイント
ストック本数が、ヒュミドール収納本数の半分以上になるサイズを選ぶ

例えば30本の葉巻をストックしておきたいなら、100本用ヒュミドール(3割の葉巻量)よりも50本用ヒュミドール(6割の葉巻量)を選んだ方が良いということです。
ヒュミドールの容積に対して保管している葉巻の本数が少ないと、蓋の開け閉めによる湿度変動の影響を強く受け、ヒュミドール内の湿度は安定しにくくなります。

例えば冬の乾燥期にヒュミドールの蓋を開け閉めしたあとは、ヒュミドール内に乾燥空気が取り込まれます。この時葉巻の本数が少ないと、少ない数の葉巻から大きな空隙容積の乾燥空気に湿度が奪われるのです。逆に葉巻の本数が多いとこの逆となり、葉巻1本当たりの放湿が抑えられることになります。

ヒュミドール内の木部も吸放湿により湿度調整の役目を果たします。しかし、吸放湿の速度は葉巻の方が木よりも早いため、先に葉巻が吸放湿してしまうのです。これは葉巻のブーケを飛ばしてしまう悪い状態です。湿度変動は極力抑えるためにも、中がスカスカにならないサイズのヒュミドールを選びましょう。

●グラストップヒュミドールか木製蓋ヒュミドールか

グラストップのメリット

  • 蓋を開けなくてもヒュミドール内の葉巻を確認できる

グラストップのデメリット

  • ヒュミドール内部に光が入るため、置き場所によっては太陽光の紫外線、強い照明の光線・熱線が葉巻にダメージを与える

細かな点を除けば、二つの違いは上記のメリット・デメリットに集約されます。
要はグラストップヒュミドールでも、ガラス面に光を遮る物をかぶせておけば何ら問題ありません。

ヒュミドールの大きさ選びにも書きましたが、葉巻の味を落とす大きな原因の一つが湿度変動です。バーなどではヒュミドールの中をご覧になりたがるお客様がいますが、見るだけのために蓋を開け閉めしても、やはり葉巻は湿度変化にさらされるのです。これは良くありませんね。これがグラストップだと、見たいだけのお客様なら蓋を閉めたまま見ていただくこともできます。

個人でお使いになるヒュミドールでも同じ事が言えます。葉巻の状態が気になって、一日に何度も蓋を開けてしまいそうだという方は、是非グラストップタイプのヒュミドールをお選びください。そして蓋の開け閉めは最小限にして、ヒュミドールの置き場所は直射日光や強いライトの当たらない場所に、できればグラストップの上に光を遮る厚手の布などをかぶせておかれるのがベストでしょう。

必要なときにしか私はヒュミドールを開けないよ、中は特に見えなくても良いという方は、木製蓋のヒュミドールが良いでしょう。

では冒頭で書いたこれら二つの「細かな違い」は何なのかというと、グラストップタイプのヒュミドールには、蓋の裏側に加湿器が取り付けられないという事です。
ヒュミドール内にセットされた加湿器の水分は、常温で水蒸気となって下に下降していきます。つまりヒュミドール全体をまんべんなく加湿するには、蓋の裏側の真ん中が取り付け位置として最も適した場所だと言えます。しかし理論上望ましいと思われるこの加湿器の取り付け位置も、蓋と閉じた時に直下にある葉巻は湿度が上がりやすいという問題もありますので、多少注意が必要です。

●2面以上にガラスが使われたディスプレイヒュミドール
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これはいわば葉巻のショーケースです。葉巻がよく見えて楽しいヒュミドールですが、やはり用途としては葉巻の販売向きで、個人用葉巻の保管には不向きです。

理由は、入れられる葉巻の量に対して空隙容積が大きいことと、葉巻が外光にさらされやすいことです。中に入れる葉巻の回転が速いのであれば、ディスプレイ効果としては最大級のものですので、葉巻の販売などで使う場合には最適です。

●引き出し付きのヒュミドール
葉巻と葉巻の道具一式(シガーカッターやライター、マッチなど)を、一箇所にまとめて保管しておきたい方にお薦めです。ただ、外寸が同じ通常のヒュミドールと比較すると、葉巻の収納本数は少なくなります。
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●葉巻の保管量と“調湿”管理
最後に、大事なことを二つ書いておきます。
一つめは、ヒュミドールに対してどの程度葉巻を入れておくのが良いのかということです。これは、加湿器の取り付け位置によって答えが変わってきます。
裏蓋に加湿器が取り付けられているヒュミドール(木製蓋の製品など)では、葉巻は7~8割の量で抑えた方が良いでしょう。これは、加湿器直下の葉巻が過加湿になりやすいためで、葉巻をいっぱいに入れていると加湿器に接している葉巻だけが大量に水分を吸収してしまうからです。
加湿器をヒュミドール内の底や側面、トレイに据え置くタイプなどの場合は、加湿器から葉巻を多少離してやれば、7~8割に抑える必要はないでしょう。
いずれにしても、ヒュミドールに付属の一般的な加湿器からは水分が放湿されていて、たとえ葉巻が過加湿になっても加湿器はそれを自然に止めてはくれないことを理解しておいた方が良いでしょう。

この加湿のみ一方向の問題を100%解決するのが、オートマチック湿度調整剤(Boveda)です。この製品は加湿と吸湿を行い、パーフェクトな設定湿度にヒュミドール内を維持します。これを入れておけば、ヒュミドールに満タン状態で葉巻を入れても全く問題ありません。何故なら、ヒュミドールのような部分加湿ではなく全体加湿をしているウォークインヒュミドールに寝かされた葉巻のボックスは、ドレスボックスにしろ、キャビネットボックスにしろ、木製の箱の中にギッシリ葉巻が詰められているからです。
つまり葉巻の保管には、空隙が必要なのではないのです。問題は加湿のみをワンウェイで行う、部分加湿に問題があるということなのです。
これが大事なことの二つめです。葉巻を良いコンディションに保つには、ムラのない湿度、変動の少ない湿度、そして葉巻の芳香成分である揮発性油分を大気へ開放して放出してしまわないよう、ヒュミドールの開閉を極力少なくしてやることなのです。

長々と書きましたが、ヒュミドールを選ばれる際にはぜひ参考にされてください。

なお、ダビドフなどの高品位なヒュミドールをお持ちの方は、加湿器に水を入れすぎないよう注意してください。高品質なヒュミドールは気密性が高いわりに、何故か大型の加湿器が付いていることが多いので、水を多く入れすぎると過加湿になりやすいのです。乾燥場所での開閉が多いような使い方の場合は別ですが、通常は水の補給は僅かで良いでしょう。

Posted 8 years, 2 months ago at 7:36 PM.

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葉巻用ライター選び

葉巻用のライターには主に以下の3種類があり、それぞれに特徴があります。

soft_flame_lighter●ソフトフレームtype

マッチやシダー片の代わりに、ゆっくりとソフトな炎で着火したい方向け。右の画像のような、葉巻用にワイドフレーム機構を搭載したライターもあります。

【特徴】

  • 着火にはやや時間がかかる
  • シガータイム導入の動作として、ゆったりとしたゆとりある雰囲気がある
  • ふかしながらの着火が可能

single_flame_lighter●シングルジェットフレームtype

細いリングゲージ葉巻を好まれる方で、素早く着火したい方向け

【特徴】

  • 比較的短時間で着火できる
  • 太いゲージのフット全面に着火するには、やや時間がかかる
  • 細いゲージの葉巻でも、誤ってラッパーを焦がすことが少ない

tipple_flame_lighter2●トリプルジェットフレームtype

太いリングゲージ葉巻を好まれる方で、素早く着火したい方向け

【特徴】

  • 最も短時間で着火できる
  • 細いゲージの葉巻に着火すると、ラッパーを焦がす可能性が高い
  • ライターガスの減りが早い

上記3種類のライターそれぞれの最も大きな違いは火力です。
ソフトフレームとジェットフレームのどちらが良いかは、葉巻の着火にかけても良い時間、または単純にお好みでお選びいただければ良いと思います。ソフトフレーム、シングルジェットフレームは万能タイプですので、どちらを選ばれても特に困ることはないでしょう。

注意が必要なのはトリプルジェットフレームタイプのライターです。
これは考えている以上に火力が強いので、細いゲージの葉巻のフットを不用意に炙ると、炎がフットからはみだしてラッパーを焦がしてしまいます。
こう言うと少し使い勝手の悪いライターのようですが、この注意点さえ知っておけば、ロブストなどの太めのシガーがお好みの方にはとても便利なライターです。

初めて葉巻用ライターを購入される方で、どのタイプにしようか迷われているのであれば、シングルジェットフレームタイプで、シガーカッター付きのものをお薦めします。
カッター付きのライターは、ほとんどがパンチカッター内蔵タイプです。一部の製品では、シザーやギロチンカッター内蔵のタイプもあります。

ちなみに私の愛用ライターは、プロメテウスの Ultimo X ライター(下の写真)です。
prometheus_ultimox_lighter

Posted 8 years, 2 months ago at 4:14 PM.

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