キューバンシガー　News

1996年に登場したHabanosブランド、ベゲロス（VEGUEROS）はキューバで最高のタバコ葉を生産するピナール・デル・リオのタバコ農園で何世代にもわたりタバコ葉栽培に従事してきた、農夫たちの功績を讃えて設立されました。しかし、2012年には、全てのヴィトラが製造中止となりました。

そして2013年2月、ハバノス　フェスティバルで同じ名前を引き継いだ新ベゲロス（VEGUEROS）が誕生すると言うニュースが報告されました。多くのベゲロス（VEGUEROS）ファン達は、ニューリリースを心待ちにしており、約1年以上も待たされ ようやく市場に出回り始めたとの事です。

新たなベゲロス（VEGUEROS）は、オリジナルベゲロス同様に、フランシスコ・ドナティエン工場（ピナール・デル・リオ）で巻かれています。全く新たな見た目、ブランド、サイズ、価格として生まれ変わりました。

今回、リニューアルされたヴィトラは、下記の3本です。

商品名: Tapados
サイズ: 46 リングゲージ (18,26 mm) x 120 mm

商品名: Entretiempos
サイズ: 52 リングゲージ (20,64 mm) x 110 mm

商品名: Mananitas
サイズ: 46 リングゲージ (18,26 mm) x 100 mm

3本ともミディアムからフボディでハンドメイドです。

●生まれ変わったベゲロス（VEGUEROS）
（CubanCigarオフィシャルブログページへ）

レアシガー発売のお知らせ

ベゲロス　セオアネ（25本）　 30,000円

2000年製造の14年熟成という、マニア垂涎のベゲロス セオアネです。製造終了は2012年となっていますが、晩年は生産量が極めて少なかったので、ほとんど市場流通を見ることはありませんでした。 ベゲロスのニューヴィトラリリース（2014年12月時点で国内未入荷）を記念して、蔵出し品を放出します。 「Vegueros」とは、葉タバコ農園で働く農夫たちをさす言葉です。このブランドの誕生は、キューバにおいて素晴らしい品質の葉タバコを栽培する、農夫達の功績を讃えたことに由来します。 私が今まで薫らした数千本の葉巻の中で、最も素晴らしい味わいとして印象に残っている葉巻、それはベガス・ロバイナ農園で薫らせたハウスシガーでした。市販品と一線を画す最上質な風味「これは一体何なんだ！？」と。今まで最上と思っていたもののまだ上があったことに、驚きを隠せませんでした。それほど素晴らしい葉巻だったのです。 　それから3年、ベガス・ロバイナ農園の現農園主ヒロシ・ロバイナとずいぶん親しくなり、なぜこのような風味を生み出せるのかを彼から教えてもらうことが出来ました。彼との約束でその内容は公には出来ないのですが、このロバイナ農園のハウスシガーに最も近い風味を持つ葉巻、それがベゲロスなのです。 元々このベゲロスは生産量が非常に少なく、滅多に手に入らない葉巻でした。「見つけたら即買い」これが私の中でのベゲロスだったのです。 その他にもベゲロスの品質を裏付ける理由があります。 トリニダッド、このコイーバの後継者となるべく外交官用葉巻として誕生した経緯を持つこの葉巻は、ピナール・デル・リオにあるフランシスコ・ドナティエン工場で巻かれています。言うまでもなく、キューバ産葉巻の中でもトップの品質を誇るブランドです。この葉巻と同じ工場で巻かれていた葉巻こそ、ベゲロスなのです。 とにかく、素晴らしい葉巻です。そして、今ではまずほとんど手に入らない葉巻でもあります。手に入れる機会としては最後のチャンスです。この素晴らしい葉巻を、是非一度味わってみてほしいと心から思います。

スタッフ通信

朝夕と冷え込む季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか？CubanCigarの竹本です。

先日、福岡県内では有名な、とある紅葉狩りスポットへ行き、秋を感じてまいりました。 紅葉狩りでは食べ物の誘惑が多く、胃が痛む程柏餅を食べてしまいました。きれいな景色を楽しみに行ったのですが、私にとっては結局「食欲の秋」でした。

さて、去る11月9日（日）にCubanCigar店舗にて第3回目の「シガー講習会」を開催いたしました。 日曜日の夜に開催と言う事もあり、年齢層も幅広く、葉巻経験の少ない方から経験者の方まで、たくさんの方にご参加いただく事ができました。お隣大分県からご参加下さった方もいらっしゃいました。

今回のスタッフ通信では、３度にわたり開催された講習会の中で交わされた質疑応答の中から、本には載っていないような内容を選んでいくつかご紹介したいと思います。

Q1.　葉巻の薫りを感じるにはどうすれば良いですか？
A1.　まず口から煙をはき出す前に煙を舌で転がします。そして煙をゆっくり口から吐きだし、半分くらい出たら息を鼻から抜きます。
こうすると、葉巻の薫りをより明確に感じることができます。 講習会では、この吸い方を実践された多くの方が、以前より薫りをハッキリ感じる事ができるとおっしゃっていました。

Q2.　ドローが良い葉巻の方が良いのですか？
A2.　確かにドローが良いと楽に煙を吸い込む事ができますが、ドローが良すぎるぶん吸い込みが早くなりがちで、その結果、火種の温度が上がり過ぎて煙が辛くなってしまいがちです。ですので、葉巻はドローが良いほど良いかというと、必ずしもそうではありません。
ドローの良すぎる葉巻の場合は、吸い込み動作をゆっくりするよう意識して、クールスモーキングできるよう気をつけることをお勧めいたします。

Q3.　直ぐに火が消えてしまうのですが…。（女性のお客様からのご質問）
A3.　男性に比べ女性は、一口の吸いこみ量が少ない場合が多く、燃焼不足のため火が消えやすくなってしまいます。 ですので、一度の吸いこみ量を増やす、又は吸うペース（ピッチ）をあげてみてください。

Q4.　好みのシガーを見つけるにはどうしたら良いですか？
A4.　一例ですが、まず、各ブランドのペティコロナを吸って、お気に入りのブランドを見つけてください。
それから、そのブランドの色々なヴィトラを試してみて、ご自分の“ベストマッチの一本”を見つけていただければと思います。

葉巻を楽しまれている方々のほとんどは、自己流であれこれ試しているうちに体得されているように思います。ですが、こうして講習会に参加してみると、今まで気づかなかった新たな発見があることも多いとのことで、今回の講習会では、初心者の方から経験豊富な方まで幅広くご好評をいただくことができました。

次回からは、「シガースモーキングのイロハの“ロ”」ということで、シガー講習会の中級編を開催予定です。

開催時期が決まりましたら、当店ホームページやメルマガで告知いたしますので、今回ご都合が合わずご参加いただけなかった方、ご興味のある方は次回是非ご参加ください。

2014年12月の店頭熟成シガー TOP6

BOXをあけると強い熟成香が広がり、ふかふかの感触です。

BOXをあけると強い熟成香が広がり、ふかふかとした感触です。

強い熟成香がひろがり、ラッパーは熟成シガー特有のオイリーさで、ふかふかの感触です。

50本CABを開けると広がる強い熟成香は、くしゃみをするほどです。
　　ラッパーは熟成シガー特有のオイリーさ、ブルームも出現しています。

ラッパーの艶も良く、触るとふっかふっかで、ロバイナ好きのお客様が改めて「素晴らしい!!」と仰ってくださいました。
　お時間が取れる時に是非燻らせていただきたい１本です。

BOXを開けると熟成香が広がり、ふわっとした感触で、艶のあるラッパーです。