キューバンシガー　News

先月、9月中旬に、2ヶ月ぶりという短期スパンで再びキューバへ行ってまいりました。今回は買付けが主目的ではなく、何と贅沢にもバカンス100％でした。…などと、一度は言ってみたいものですが、実のところ全然バカンスではありません。地方都市でレアシガー発掘を行ってきたのです。

今回訪問したのはオルギンというキューバ東部の町で、人口は24万人強。キューバでは大きな町の部類に入りますが、中心市街地は3階建ての建物が一番高いという感じで、実にのどかな町でした。

レアシガー発掘はどうだったのか？と言うと、残念ながら全くの空振り。エル・レイデルムンドのキューバレジオナルとか、パルタガスのコネスールNo.2とか、ラモン・アロネスの8-9-8とか、夢はパンパンに膨らんでオルギンに降り立ったわけですが、期待が大きかっただけにガックリ感もひとしおだったと言って良いでしょう。

しかし完全に手ぶらで帰ってきたのかというと、そうでもありません。以前から当店をご利用くださっているお客様はご存じかと思いますが、当店ではパルタガス コロナスのデッドストックを以前から発掘しては買って帰り、販売をしておりました。その人気たるや、すさまじいもので、ボックス販売のみでも販売開始日に数時間で売り切れるという売れっぷり。

製造中止による珍しさというのは理由のごく一部で、何よりその味わいと香りのすばらしさが人気の理由でした。 このパルタガス コロナス（2006年ボックスです）を、今回僅か4箱だけ買って帰ることが出来たのです。この葉巻に関しては、もう二度と買えない自信が100％あります。この4箱も、キューバに残る最後の4箱だと断言して良いでしょう。

という事で、このパルタガス コロナスを2本組み込んだ、キューバ買付け葉巻のサンプラーを売り出し開始いたします。あの味わいが今でも忘れられない方、また、一度も吸ったことがないけど吸ってみたいという方、今回がラストチャンスです。お見逃し無く。

新商品 入荷のお知らせ

キューバ買付品 レアシガーセレクション　サンプラー　 12,300円

キューバ現地で買付けしてきた葉巻の中から、レアな葉巻をセレクトしたサンプラーセットです。さりげなくサンプラーと呼んでいますが、激レアなパルタガス コロナスが2本入っているのが何よりの特徴です。 ボリバー リベルタドールは、La Casa del Habano限定の葉巻です。ボリバーは基本的にフルボディーの葉巻ですが、リベルタドールはクリーミーで柔らか、繊細な風味が特徴です。 ロミオデラックスは2013年のリミテッドエディションで、ロミオにありがちなウッディー系、シダー系の風味が抑えられ、バニラやマシュマロの甘みが感じられる葉巻です。限定葉巻なので、いずれは入手できなくなります。 そして、パルタガス コロナスです。当店で最後に買付けできたのは2009年、5年前のことでした。パルタガスの中でも最高のコストパフォーマンスを誇った葉巻で、5年前の時点ですら最高のバランスを持った味わいでした。それが今回は、さらに5年の熟成期間を経ています。 あまりにレア、あまりに希少な葉巻なので、単独で売り出せば瞬間的に売り切れてしまうこと必至という葉巻です。そして、もう二度と手に入らない葉巻だと確信しています。

スタッフ通信

朝夕と肌寒くなってまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしですか？
“キューバ”と聞くと何故か反応してしまうCubanCigarの竹本です。

先日、某バラエティ番組内で、世界中のセレブ達から“行きたい国No.1”にキューバが選ばれていたのをご存じでしたか？ その人気の秘密は、カラフルな町並みや、サービスが素晴らしいリーズナブルなホテル、そして、カリブ海最大のリゾート地にあるそうです。

それだけでなく、キューバ産葉巻については皆様ご存じの通り、世界最高峰のクオリティーとパフォーマンスをもつ世界一のシガーであると紹介されていました。

さて、前回のスタッフ通信・HPでもご紹介しておりました「シガー講習会」を、9月24日（水）をCubanCigarにて開催いたしました。

私自身、タバコに比べ、まだまだ葉巻の認知度は低いと思っていました。しかし、北九州市内の各BARへ講習会のご案内にお伺いさせていただいた際、いくつものBARで、お客様達の葉巻への関心が高くなっていることを伺いました。
ご来店のお客様から当店の名前を聞く事や、「葉巻は取り扱っていますか？」と聞かれる事も増えたと伺いました。また、講習会へ参加くださるBARテンダーの方もいらっしゃいます。

さて、その講習会ですが、30代から70代の幅広い年齢層の方に参加していただけました。 講習会の内容は、オーナーの実演を交え、葉巻の基本であるカット、着火、吸い方を一つ一丁寧に説明させていただくといったもので、メモをとられている参加者もいらっしゃいました。
そして、実践からフリーディスカッションへ。



「火がすぐ消えてしまう」「何で吸えないの？」「火の着き具合はこの位で良い？」「ちゃんと吸えているのかな？」といった、慣れない頃には誰しも感じる疑問や質問が、飛び交っていましたが、オーナーからの回答や、時にはお客様同士のヒントから、最終的にはこれらの質問や不明点を解消していただくことができたようです。何より、初めは会場に漂っていた微妙な緊張感が、終盤には和やかな談笑、そして参加者の方々の笑顔に変わっていたことが、何よりの開催成果だったと感じました。

このメルマガをお読みくださっている皆様も、小さな質問や分からない事などがございましたら、是非お気軽におたずねください。

また、今後のイベント開催に反映出来る事もあると思いますので、報告会や講習会に限らず、今後こういった場を設けて欲しい等といったご意見やご要望がございましたら、是非お聞かせいただければと思います。

それでは、日中と朝夕との気温差が激しいので体調を崩されないよう、皆様お身体にお気をつけください。

2014年10月の店頭熟成シガー TOP6

2008年のCABで、感触はふかふかで、ブルームが出現。

BOXを開けると熟成香がふわっと広がります。

感触はふかふかで、鼻にツンとくる香りがします。

2005年の50本CAB。
BOXを開けると熟成香がひろがり、もちろん感触はふかふかです。

BOXを開けると鼻にツンとくる香りが広がる50本CAB。

感触はふかふかで、ブルームが出現しています。