焚き火会が終わった後、妻とも話したのですが、今回の焚き火会は、これまでになく楽しく、心温まるような時間でした。少人数だと、みんなが一緒に話せたのが良かったのかもしれません。あと、庭の広さ的これくらいの人数が実はちょうど良いのかも知れませんね。
皆さまも、こうして外で愉しむ葉巻、焚き火と楽しむ葉巻のエピソードなどありましたら、ぜひ教えて下さいね。メルマガへの返信、SNSでのコメントなどお待ちしています!
先月、Aficionado記事の引用で、Habanos S.A.による葉巻値上げの情報をお伝えしましたが、当店の仕入れ先でも一斉値上げが実施され、ほぼ全てのキューバ産葉巻が原価率100%を超えてしまいました。こうなると手も足も出ません。
今後もキューバ産葉巻の国内市場供給を続けていくには、財務省への値上げ申請しか選択肢がなくなってしまいました。
今回のHabanosの値上げ理由は、私の推察ですが、コロナ禍における観光収入の激減で、キューバの国家財政が破綻に近い状態に陥っているのが一番の原因なのではないかと思います。国の債務が返済できない状況のようです。
(キューバの債務救済措置/https://www.cu.emb-japan.go.jp/files/100353839.pdf/出典:在キューバ日本大使館)
そこで財政収支改善のため、手っ取り早く外貨収入を増やす方法として、需給バランスにおけるプレミアムの余地が期待できるキューバ葉巻の値上げに踏み切ったのではないかと推察しています。
コイーバ、トリニダッドの値上げ率の高さは、世界中の葉巻市場に大きなショックを与えるレベルでしたが、ヨーロッパ市場などでは、その他の銘柄はそこまで大きな問題にはならないかもしれません。
しかし日本は環境が大きく異なり、①急激な円安進行、②たばこ小売の定価制という2つの要因が重なったことで、先行きの見通せない状況に陥っています。
さてこのような中、来週の週末24日(金)には、20時から今年5回目の「オンラインシガーミーティング」を開催いたします。キューバ産葉巻受難の時期ではありますが、この時だけは、皆さんと楽しく葉巻をくゆらしつつ楽しみたいと思っています。
既にキューバ産から他国産葉巻へシフトされている方も多いかもしれませんが、今回はその点をテーマに色々と皆さまとお話しできればと考えています。当店で取り扱ってほしい葉巻などがもしあれば、ぜひお教え下さい。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。