テイスティング評価シートは、ちょっと字が小さすぎて読めないかもしれませんが、今のところ約9割が91~93点の評価となっており、このレベルで製品化できたら、凄い葉巻になるかもしれません。
しかし実は、このサンプル作成後に、原料タバコ葉の調達面の制約から、このブレンド配合は難しいことが判明していて、このブレンドは無理であることが分かっています。そのため10月下旬には、私が考えた、製品化に近い次のブレンド案のサンプルが届く予定で、その結果を持って11月に再度ニカラグア渡航の予定です。
この渡航では、製品化、契約、発注までいければ100点ですが、まだいくつかの課題が残っているので、ベストを尽くしても五分五分と見込んでいます。皆さま、私の幸運を祈っておいて下さい。成功すれば、素晴らしい結果となって返ってくることをお約束します!(笑)
さて最後の写真には、実はクランデスティノスの新作のサンプルが2種類入っています。これはリージョナルJAPANとして、日本限定で発売する葉巻として開発を進めているものです。
気になるヴィトラは、ランセロ、ペティロブストの2種類。これまでのクランデスティノスには使用されていない、コネチカットラッパーを使用した葉巻です。試作葉巻は、実は6種類あったのですが、この2種類が残りました。他4種類は、現行9種類のクランデスティノスとプロファイルがかなり似通っていたため、ヴィトラのバリエーションとしての魅力はあったのですが、製品化は保留です。
10月上旬に某ハバノス正規代理店の方がご来店され、このクランデスティノスの試作ランセロを吸っていただいたのですが、好評をいただきました。私の印象としてはこのランセロ、コイーバのランセロを思い出させてくれる葉巻です。
当然本家のランセロは、非の打ち所のない美味しさですが、いかんせん「入手が極めて困難」且つ「非常に高価」です。世界中でごく一部の人しか吸えない葉巻よりも、日本で日常的に楽しめる葉巻、そして何より、また吸いたくなる葉巻をリリースしたいと考えています。
ということで約10日後の10月27日(金)20時からは、今年9回目の「オンラインシガーミーティング(YouTubeライブ配信)」を開催いたします。今回のテーマは「ニカラグア再渡航直前、視聴者様からの質問大会」です。
私が滞在したエステリで巻かれているクランデスティノスをはじめ、当店発売葉巻の中から気になるものを見付けて、ぜひ当日までにご準備ください。
多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。