この自作の葉巻用加湿器ですが、1月26日(金)20時から開催するYouTubeライブ配信で作り方をご紹介しようと思っているため、今日のところはモザイク写真でご容赦下さい。
この自作加湿器、想定どおりに機能しています。一定期間ごとに手動での給水は必要ですが、それ以外はほったらかしで湿度が67~70%に維持されています。非常に便利です!
ちなみにこの縦型キャビネットヒュミドールは、容積が1m3弱くらいあるので、普通の葉巻用ヒュミディファーでは加湿能力が全く足りません。15~16年前にこのヒュミドールを入手した際一度、象印の小形スチーム式加湿器を入れてみたのですが、内部で蒸気が結露し駄目。70%設定ができる機種だったのですが、湿度も上がりすぎて全く使えませんでした。
それ以降は、防湿ビニルバッグにBOVEDAで湿度管理していたのですが、いかんせん約3ヶ月ごとにカラカラになったBOVEDAを交換する手間が面倒臭い。そこで、冬休みの工作を思い立った次第です。
ちなみに、ヒュミドールがここまで縦長いと、上部と下部の湿度を均一にするのは結構難易度が高いです。一番ダメなのは、超小型のものからあって一見良さそうな超音波式加湿器。このタイプは霧の粒子が大きく重いため、下の方ばかり湿度が上がります。超音波式加湿器はウォークインヒュミドールであっても湿度ムラが生じて、あまり良い選択肢ではありません。
最も湿度を均一化しやすいのは、やはり気化式加湿。自然に蒸発した目に見えない水蒸気を、ファンで内部拡散させる方法です。
この自作の加湿器、水を入れるケース部分を小さく作れば、100~150本用の卓上ヒュミドールでも使えないことはないと思います。自分で作ってみたいと思われる方は、1月26日(金)のYouTubeライブ配信をご覧いただくか、配信後のアーカイブをご覧ください。
ちなみに、自作加湿器の湿度校正を行うために、久々に湿度計の校正を行いました。