キューバ産葉巻専門店 CubanCigar.jp メルマガ 162号(2024/9/26)

CubanCigarメルマガ読者の皆さま、ごきげんよう。今年は強烈に暑い夏が長引いていましたが、ここ数日でようやく暑さが和らいできましたね。夏好きな私個人としては、もう1~2ヶ月先まで夏で良いくらいなのですが、夏の暑さが苦手な方にとっては、過ごしやすい季節の到来にホッとされているかもしれませんね。

先週の9月20日、当店オリジナルのプレミアムシガー3ブランド、「コンコルディア」「コンパス」「エル・ボスケ」各10ヴィトラを新規発売開始いたしました。発売開始と同時に多くのご注文をいただき、まことにありがとうございました。お手元に届いて、もうお試しいただけたでしょうか?

今回リリースした葉巻の特徴を3ブランドまとめて極めて簡単に説明すると、「リーズナブルなのに美味しい手頃なプレミアムシガー」というコンセプトになります。

その中でもコンコルディアは、やや高級路線、エル・ボスケは逆にカジュアル路線という位置づけです。未だかなり円安の為替状況にあって、特にエル・ボスケは頑張って価格を抑えました。若い方をはじめ、葉巻の楽しさの裾野を広げてくれるきっかけとなるブランドに育てていきたいとの願いからです。

私が葉巻を始めたのは30歳の時でした。もう22年も昔の話です。初めて吸ったコイーバ ロブストで葉巻にハマってしまったのは良いのですが、当時の私は30歳のサラリーマン。毎日キューバ産を吸うのは懐事情的に厳しかったです。

なのでキューバ産を週に1~3本吸いつつも、リーズナブルで美味しいデイリーシガー探しを数年続けていました。
葉巻を吸い始めてから5年後、2007年にCubanCigarをオープンしてからは、キューバ産のみを吸うようになりましたが、当時の美味しくて安いデイリーシガー探しが、それなりに楽しかったのを覚えています。なぜそれなりかと言うと、ハズレも多かったのです。

コロナ禍を機に、キューバ産の入手が困難な時代となってしまいました。当店で葉巻をお買い上げいただいている皆様にも、キューバ産とノンキューバの二刀流という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

私は昔からノンキューバ葉巻がどうも苦手で、だからこそキューバ産葉巻を専門に取り扱うCubanCigarを立ち上げました。しかしキューバ産の仕入れが困難になった今私が出来ることは何か?その答えが、メディア・ルエダであり、今回リリースした3ブランドです。

「コンコルディア」「コンパス」「エル・ボスケ」は、流石にキューバ産を超えるものではありません。しかし、キューバ産葉巻が好きな方にとって、キューバ産に近い香りと味わいを楽しんでいただけるようブレンドを追求し、日常的に楽しみやすい価格帯でリリースさせていただいたシリーズです。ぜひ皆様のヒュミドールの常備シガーとなることを願っております。

さて、当店CubanCigarで葉巻の新発売と言えば、そう「#○○○吸ってみた」ハッシュタグキャンペーンです。今回も開催します!

今回の新発売は合計30種類とかなり種類豊富ですので、今のところ葉巻選びの手がかりは、私のテイスティングノート、レーティング点数、あとは皆様のお好みのヴィトラかと思います。このハッシュタグキャンペーンで、いろいろな立場の葉巻好きの方のレビューが読めると、お互いに今後の葉巻選びに役立つと思います。「Xはやったことないぞ!」という方も、これを機にアプリをインストールしていただき、是非ご参加ください。お待ちしております!


9月27日(金)20時~、今月のYouTubeライブ、オンラインシガーミーティングは、「コンコルディア」「コンパス」「エル・ボスケ」のレビュー大会です。

店舗では、スタッフも参加してテイスティング予定です。ご来店が可能なお客様は、この一斉レビュー大会にぜひ足をお運びください。オンライン、実店舗ともに多くの方のご参加を心よりお待ちしております!



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・売り切れ葉巻の再販開始
・キューバ買付け葉巻の売出し開始
・熟成シガー、レアシガー情報
・葉巻の吸い方、道具の使い方How To動画
・葉巻やキューバの最新情報
・ショップイベントのお知らせ など

今月のシガーレーティング紹介は、CubanCigarから9月20日新規発売開始された3ブランド「コンコルディア」「コンパス」「エル・ボスケ」から、最もリーズナブルでカジュアルラインの「エル・ボスケ」の5本をご紹介します。

エル・ボスケ ランセロ No.1
2,300円/本
92 Point
キューバ産近似度:4.5(最大5)
ヴィトラ:ラギートNo.1
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 80 分 

ミディアムボディーでスタート。ヴィトラにふさわしい優しい甘さと香ばしさにバランスするウッディーノートは、ベガス・ロバイナを思い起こさせる風味です。甘みは穏やかなメープルシロップで癖がなく、香ばしさの奥に微かなストーンフルーツの爽やかさを感じます。ノンキューバを感じさせる風味は皆無。

5~6cm燃え進むと、ドライクランベリーの甘みが追加。その後、徐々にウッディーさは弱まり、カプチーノのようなクリーミーな甘みとナッツ系の香ばしさに変化。しかし終盤になって、元のウッディーノートに戻って、ミディアムボディーのままフィニッシュ。

エル・ボスケ ランセロNo.2
1,600円/本
9390 Point
キューバ産近似度:4.02.5(最大5)
ヴィトラ:ラギートNo.2
ボディー:ミディアムライト
喫煙時間:約 50 分 

ミディアムライトボディーでスタート。コーヒー、桃の甘み、ウッディーとローストナッツが絶妙にバランスした美味しさです。ボディーがライト寄りな割には香りは十二分で、複雑且つリッチな風味が楽しい葉巻です。

4~5cm燃え進むと甘みが強くなり、ドライクランベリーの風味に変化。シャンパンのような発泡感、発酵感も出てきました。中盤もボディーはミディアムライト。

ラストは残り5cmくらいからウッディーさが強まり、ここで残念なことにタンニン感が出現。ここまで93点レベルだっただけに、このレベルダウンは残念です。ただ、これも個体差によるのと、タンニン感は熟成で消失していくので、熟成期間を取ってあげると良いのかもしれません。

エル・ボスケ No.5
1,100円/本
91 Point
キューバ産近似度:4.0(最大5)
ヴィトラ:トレペティコロナ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 30 分 

甘みと香ばしさがハッキリとしたミディアムボディーでスタート。メープルシロップ、ドライクランベリーの甘みに、トースト、胚芽ローストの香ばしさ。一吸い目から風味のバランスが良く、苦みやスパイシーさも感じられません。ボディーの割に香りの豊かさが非常にリッチで、かなりアロマティックな葉巻という印象です。

中盤になるとドライクランベリーのしっかりとした甘みに、フローラルな上品な香りが追加。ラモン・アロネスのスモールクラブコロナスを彷彿とさせる風味ですね。ただ少しだけ、コーヒー豆の香りを伴ってビターさもあり、キューバ産とは少し異なる印象の香りでもあります。終盤はビターさが増して、エスプレッソ感のミディアムボディーでフィニッシュ。終盤のビターさアップは、ない方が良かったですね。

エル・ボスケ No.4
1,200円/本
93 Point
キューバ産近似度:5.0(最大5)
ヴィトラ:ペティコロナ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 40 分 

ミディアムボディーでスタート。おー、スタートからキューバ産のような甘みと香ばしさです!メープルシロップ、ローストマカダミアナッツを主体に、若干の広葉樹系ウッドが心地よくバランスします。これは美味しい!香りと味わいの印象は95%キューバと言ったところか。

3~4cm燃え進むと、ラム酒のような甘みと発酵感が現れ、H.アップマンのペティコロナのようなテイストに。ノンキューバっぽい嫌な香り、味わいは一切感じません。実にリラックスして楽しめる香りと味わいです。

残り4cmくらいでウッディーな香ばしさがアップ。甘みも同時にアップするので、心地よいバランスはキープしたまま変化が楽しめます。ボディーは最後までミディアムをキープしたまま、心地よいスモーキングでフィニッシュ。う~ん、これは良い葉巻です。

エル・ボスケ No.3
1,400円/本
92 Point
キューバ産近似度:4.5(最大5)
ヴィトラ:コロナ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 50 分 

アプリコットと柑橘の爽やかな甘みのミディアムボディーでスタート。香ばしさは控えめで、軽めのトースト、ウッディーさにアプリコットの甘みがバランスします。甘さが明確で、煙を吐き出した後口の舌に残る甘みが特徴的。

中盤になると、オールドハバナ系のタバコ感が効いた甘さと香ばしさのバランスに変化。ややビターさがありますが、良いエスプレッソコーヒーのように香り高いため、嫌なスモーキングではないですね。やはりエル・ボスケは香りの高さが特徴の一つだと実感します。ボディーは中盤もミディアム。

終盤になると、軽いウッディーな香りに少し強めのドライクランベリーの甘みがバランスし、キューバ産の香りに近づきます。終盤も香ばしさはトースト系、最後までバランスが良く、香り高く、楽しい変化を伴いながらフィニッシュです。


2024年9月20日新発売ブランド「エル・ボスケ」10ヴィトラから、今回は細いリングゲージ(38~42)5ヴィトラのレビュー紹介です。
エル・ボスケは、まずブランド全体の傾向として、キューバ近似度4.0が2本、4.5が6本、5.0が2本と、かなりキューバ産に近い風味を特徴とする葉巻です。その理由の一番は、フィラー、バインダー、ラッパーの全てにキューバ由来のタバコ葉品種を使用している点です。ブレンド仕様は10ヴィトラ共通です。そのため、基本的にはどのヴィトラを吸っても、エル・ボスケ共通のプロファイルを味わえます。ボディーも平均的にミディアムです。

 

10ヴィトラのレーティング点数は90~94点で、90点が1本、91点が2本、92点が3本、93点が3本、94点が1本です。90点越えだからこそ製品化したというのもありますが、価格のリーズナブルさから考えると、かなり美味しい葉巻ブランドだと思います。メディア・ルエダと比較して、プロファイルのレンジが安定している点も特徴の一つです。一方で、喫煙中の変化はあまり大きくはありません。

今回のテイスティングでは、Lancero No.2で風味の顕著な低下が見られたのが残念でしたが、これはLancero No.2で毎回起きる現象なのではなく、1/10の確率の個体差です。熟成によっても解消される場合もあります。今回ご紹介のリングゲージ38~42では、No.4が最高得点でしたね。これはかなり美味しかったですよ。ただこれも、毎回必ず93点になるわけではないのが、ロングフィラーを使用したオールハンドメイドシガーの特性です。
エル・ボスケは甘く香ばしい葉巻で、甘さが明瞭な点、時折現れる柑橘系の爽やかな香りも楽しい葉巻です。プライスもかなり抑えめなので、デイリーシガーにもおすすめですよ。

CubanCigarスタッフ矢野です。
9月になり日中はまだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

暑さが苦手な私はあまり外出せずに過ごしたため、今年は夏の思い出があまり作れませんでした。涼しくなれば旅行で行きたい場所もあるので、涼しい秋が待ち遠しいです。

今年の夏は暑さが特に厳しく、店頭でお客様から伺うお話も例年よりアウトドアなどのレジャーの話題が少ないように感じました。そんな中、この暑い夏と葉巻の付き合い方をお伺いしましたので、いくつかご紹介いたします。

30代男性
今年の夏はカヤックに乗って葉巻を楽しまれたのだとか。
思わず、「カヤックで葉巻が吸えるんですか!?」と驚いてしまいましたが、「さすがに流されながらは無理だよ(笑)錨を下ろして固定してから葉巻を楽しんでいるよ。」と教えてくださいました。
波に揺られながらのんびりとした時間をお過ごしになるそうです。

40代男性
月に1~2回ほどのペースでご来店いただくお客様。まだまだ葉巻を始めたばかりなので、CubanCigar店舗以外の場所ではあまり吸うことがないそうです。
CubanCigarへは仕事の休憩時間にいらっしゃることが多いのですが、時には職場で仕事仲間に葉巻を配って一緒に吸うこともあんだとか。過ごしやすい気候になれば、ぜひ屋外での葉巻にも挑戦していただきたいですね。

50代男性
毎年8月9日に長崎へ行かれているお客様。今年も選りすぐりの葉巻を持って向かわれました。
「今年は特に暑かったと思いますが、長崎ではどのように葉巻を楽しまれましたか?」と伺いました。ホテルの部屋で葉巻とお酒を楽しみながら、テレビでオリンピックや野球を観戦したとのこと。また、旅行中は思ったほど暑くなく、夜にはカフェのテラスで吸ったりもしたそうです。

ただ、この夏一番多く過ごした場所は当店CubanCigar店舗とのこと。屋外でも葉巻を楽しまれることの多いお客様ですが、さすがに今年の暑さは堪えるそうで、日中の一番暑い時間帯に来られて、ゆっくりお過ごしいただいています。

50代男性
例年はゴルフの時に葉巻を吸っているそうですが、今年の夏の酷暑ではとてもじゃないがゴルフは無理なので、BARや当店など喫煙可能なお店でのみ葉巻を楽しまれているそうです。
たしかに、他のゴルフをされるお客様からも「今年は暑すぎてゴルフに行っていない。」というお話をうかがいました。

40代男性
当店へは仕事の合間や帰りにご来店くださるお客様。
週末は福岡市で過ごしており、福岡市内の色々なBARで葉巻をたのしまれているそう。
中洲や清川、天神、薬院など、葉巻が吸えるお気に入りのBARがいくつかあるんだそうです。

多くの方が「今年は暑すぎて、屋外では葉巻をゆっくり楽しめない」と、当店やBARで吸っていらっしゃるようです。そのような中でも、気分を変え工夫して屋外で楽しまれているという方もおられ、店舗ではお客様同士や時にはスタッフも加わり情報交換をすることもございます。

さて、7月8日に発売したメディア・ルエダセグンドですが、大変ご好評をいただいております。
SNSで7月8日~8月15日に実施した#タグキャンペーンでのレビューを一部ご紹介いたします。
まだご購入を迷われている方はご参考になさってくださいね。

【セグンド ペティコロナ】
・基本的な喫味はメディア・ルエダと変わらないですが、ボディの強さはセグンドの方が少々ライト寄りで、個人的にはとても好みの味わいでした。評価:5点

・7月10日に購入したセグンド・ペティコロナを1か月育ててみた。元々色黒な個体であったが表面に油分が浮き出て艶々した妖艶な葉巻に進化した。購入直後に吸った個体と比べて黒糖感、ローストナッツ感が増してなかなか美味い。評価:4.5

【セグンド ロブスト】
・メインシリーズと比べて軽くて吸いやすく、オイリーでブラウンシュガー・ナッツ系の香ばしさがあり美味い。評価:4

・感想:通常ラインよりライトな印象。甘香ばしさは、ロングフィラーと変わらず。少しだけ熱を高くしたほうが、香ばしさが際立つかもしれません。煙量が少なすぎると、酸味が目立ちました。評価:4

・ロングフィラーよりライトな喫煙で、72%で1週間寝かせた後は、より深い味わいになった印象  パンチカットで2cm 良い香りが、半分過ぎから更に奥深い味わいに感じるようで 昼の喫煙やモヒートと相性が良いよう様な 評価:4

・ニカラグアで葉巻を巻いた時に出る屑葉(ショートフィラー)を集めて作った葉巻らしいけど、目隠しをして喫ったらキューバの葉巻と間違えてしまう自信がある笑 評価:5

皆様、4~5点と、高得点をつけてくださいました。メディア・ルエダよりもライトだというご感想が多く、店頭でも、「メディア・ルエダよりもライトだから、気軽に吸えるのが良い」とのお声をよくいただきます。

9月20日に新たに3ブランドが発売となりました。メディア・ルエダシリーズ、セグンドと併せて選べる楽しみの幅がグっと広がりますね。
新発売の葉巻がどのような葉巻なのか、今後もお客様の感想などを交えご紹介していきたいと思います。メルマガをご覧の皆様のご感想もぜひ教えてくださいね。お待ちしております。

オヨー・ド・モントレー デュ デュプテ
2,640円/本

ラッパーに艶があり、香りが強くドローも良好です。

オヨー・ド・モントレー デュ メール
2,200円/本

香りが良く、ラッパーの色も濃く艶があります。

ロミオ・Y・ジュリエッタ エキシビジョン No.4
4,620円/本

香りが良く、ドローも良好です。

ベゲロス タパドス
2,860円/本

つんとした熟成香があり、ドローも良好です。

ベゲロス エントレティエンポス
3,410円/本

ラッパーに艶があり、香りが良くドローも良好です。

 キューバ産葉巻専門店 CubanCigar.jp
 
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美味しい葉巻との出会いは ココ から