キューバ産葉巻専門店 CubanCigar.jp メルマガ 169号(2025/4/18)

CubanCigarメルマガ読者の皆さま、ごきげんよう。何かと慌ただしい年度末も過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は令和6年度末、公園設計事業の調査業務を多数かかえていて、何とか無事全ての仕事を収めることが出来たのは良いのですが、その後、疲労からか4月に入って風邪をひいてしまいました。
そうかと思えば先週末からは奥歯が痛くなり、食べ物を噛むのも激痛といった状態で、昨日歯医者に行ったところ「奥歯を2本抜くしかないと思う。」と先生に言われてしまい、大変ブルーな気分です。三十代、四十代とかなり無理をして仕事をしてきましたが、私も53歳になり、流石にもう無理が効かなくなってきたようです。マサカ、ハニ、クルトハ…。

先日、メディア・ルエダ・デ・ラ・ヴィーダの第3回製造のサンプルが届き、テイスティングを開始しました。まだ、各ヴィトラ1本目という中途段階ですが、細めのヴィトラは初回製造、第二回製造のフレッシュロールと同等の印象。太めのヴィトラは過去2回製造分よりもかなり良い印象で、No.2のピラミデは97点のレビューでした。フレッシュロールで且つ、湿度調整期間も取らずにこの結果でしたので、これを熟成させていったらどうなるのか?非常に楽しみです!

さて先週、葉巻第二倉庫の運用を開始しました。CubanCigar店舗のウォークインヒュミドールは、上下キャビネットしか収納スペースがないため、メディア・ルエダの初回入荷にあわせて昨年から葉巻倉庫を運用開始しました。この葉巻倉庫が2024年末には在庫葉巻で満タンになってしまい、2025年の葉巻追加仕入れを想定して、2024年後半から第二葉巻倉庫を準備していました。

第二葉巻倉庫は、葉巻倉庫用に6畳スペースが最大4部屋確保可能で、先行で2部屋を葉巻倉庫に改築。1部屋はまだラックを入れていない空の状態ですが、1部屋の倉庫運用を開始しました。それが下の写真です。先々週に入荷したコンパス、エル・ボスケ、コンコルディアを収納しました。

この写真を撮ったあと、クランデスティノスもこの葉巻第二倉庫に移動し、第一倉庫にかなり余裕ができました。

その第一葉巻倉庫は、基本的にメディア・ルエダ専用倉庫として運用予定で、キューバ産葉巻が店舗に収まりきらない場合のみ、キューバ産も一時的に保管する予定です。

どちらも倉庫も24時間空調・調湿(20℃、69%)で、葉巻熟成に最適な環境で当社オリジナル葉巻を保管しています。
中でもメディア・ルエダは、私たちにもなじみ深い某国の原産地非公表フィラーを使用しているだけあって、キューバ産葉巻同様に、非常に良く熟成します。

ちなみに、メディア・ルエダ・デ・ラ・ヴィーダ各ヴィトラの現在の熟成期間は、以下のとおりです。
Lancero No.1(残り5箱) 熟成1年4ヶ月
Lancero No.2(残り14箱) 熟成1年4ヶ月
上記以外のヴィトラ8種  熟成9ヶ月

熟成の進んだメディア・ルエダを、ぜひお楽しみください。

先月もご案内しましたが、ハッシュタグキャンペーンを開催中です!今回のキャンペーンは、トップレビュアーとなった方に、ライオールのシガーシザーをプレゼントという太っ腹企画です!


今月末までの開催となっておりますので、ぜひ多くの皆様のご参加を宜しくお願いいたします!

プレゼントには、いくつかの投稿ルールがありますので、詳細は上記の告知ページをご確認ください。



さて2025年4回目のYouTubeライブ配信「CubanCigarオンラインシガーミーティング」は、4月25日(金)20時からの開催です。今回も葉巻の雑談や質問、他愛もない話のまったり雑談回です。ロム専でも歓迎いたしますが、ぜひチャットで一言でも書き込みいただけると嬉しいです!


20~23時の3時間ほど配信していますので、ご都合の合う時間だけでもご参加ください。視聴開始したら、ぜひ一言チャットに書き込みをお願いします!皆様の参加をお待ちしています!



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・葉巻やキューバの最新情報
・ショップイベントのお知らせ など

Cigar Aficionado は、アメリカで発行されている世界で最も読者の多い、葉巻専門情報誌です。(Insiderは、そのウェブ版マガジンです。)

今回は、当店で現在在庫のあるキューバ産葉巻から4種類、Cigar Aficionadoレビューをご紹介します。

ボリバー レヘンテス EL 2021 ★★★(購入数制限あり・商品ページの説明参照)
16,500円/本
92 Point
ヴィトラ:ロブストエクストラ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 60 分 

オイリーなラッパーに赤みがかった色合いのロブスト。ソルティな一吸い目がフローラルへと変化し、シダー、ココアパウダー、砂糖菓子の豊かなノートを経て、最後にチョコレートのような余韻が続きます。ドローも燃焼も均一です。

オヨー・ド・モントレー リオ セコ
6,930円/本
91 Point
ヴィトラ:ロブストエクストラ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 70 分 

トリプルキャップで作られたこの葉巻は、やや葉脈のある褐色がかった色合い。スモークはフローラルな香りを漂わせ、ナッツ、チョコレート、オーク、そしてわずかなグラハムクラッカーの香りがベースとなっています。燃焼とドローは終始均一です。

モンテクリスト ワイド エドゥムンド
8,470円/本
89 Point
ヴィトラ:ワイドロブスト
ボディー:ミディアムフル
喫煙時間:約 50 分 

この芳醇なロブストの一吸い目はフローラルで、その後はスパイシーでウッディなスモークに変わりほのかに甘いフィニッシュへと続きます。ドローイングは良いのですが、非常に不均一な燃焼が点数を下げました。

トリニダッド レイエス
5,060円/本
90 Point
ヴィトラ:トレペティコロナ
ボディー:ミディアム
喫煙時間:約 30 分 

見た目よりも力強く、褐色でピックテールのペティコロナ。ややタイトなドローです。均一でゆっくりとクールに燃えます。レザーのようでフローラルな香りと、ハーブの要素もあり、ほのかなシダーの香りとレッドペッパーのスパイシーな香りが予期せず口の中に広がります。

今回はCigar Aficionadoから、キューバ産葉巻4種類のレーティングのご紹介です。
最高得点は、ボリバー レヘンテス EL 2021の92点。Edicion Limitadaの葉巻は一般に、熟成期間を長く取ったタバコ葉が使用されているため、レギュラー葉巻よりも一段階美味しい葉巻としてリリースされることが多いように思います。ボリバー レヘンテス EL 2021の私のレビュー点数は93点です。

続いてオヨー・ド・モントレー リオ セコ 91点、トリニダッド レイエス 90点、モンテクリスト ワイド エドゥムンド 89点という順に並びましたが、モンテのワイドエドゥムンドは流石にちょっと辛口すぎる点数ですね。テイスティングした個体が片燃えだったのが点数を下げた要因のようですね。アフィショナードは、キューバ産葉巻にやや辛口レビュー点数をつける印象で、リオ セコの91点、レイエスの90点も、もう1~2点上というのが客観評価ではないでしょうか。

コロナ禍前と比較するとキューバ産葉巻の価格はかなり上がってしまいましたが、限定葉巻であるボリバー レヘンテス EL 2021以外の3種類は現在、購入制限なしで販売中です。今後、キューバ産葉巻の価格が下がること、供給量が増えることは考えにくく、キューバ産葉巻に関しては手に入るときに入手しておくのが悔いのない買い方だと思います。

今回ご紹介した葉巻4種類はどれも美味しい葉巻ですので、入手可能なときに是非ストックしておかれてはいかがでしょうか。後に、「買っておいて良かった!」と思われると思いますよ。

CubanCigarスタッフ矢野です。
桜の季節も終わりましたが、皆様お花見などは行かれたでしょうか。
私は3月末から2週間ほど関東に滞在しており、初めてこの季節を地元以外で過ごしました。

さて、今回のスタッフ通信では、2025年2月YouTube配信(2025年2回目)の「マスターブレンダー(?)帰国!」より、オーナー片岡が2月8日~18日の11日行程でニカラグアへ行った際のお話をご紹介いたします。新ブレンドの開発完了が目標のニカラグア渡航がどうだったのか、今回はタバコ葉農園などにも行ったので、写真を交えて紹介してまいります。

【北九州からニカラグア・エステリまでの行程】
https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=478

・北九州⇒羽田⇒アメリカ・ヒューストンを経由してニカラグアへ
行きはヒューストンまで約12時間の飛行時間。ベーリング海を経由してカナダ側から降りてくるようなルート。帰りはジェット気流込だからだろうが、14時間かかる。
・ヒューストンのホテルで1泊してからニカラグアのマナグアへ。
3時間20分のフライト。マナグアについてからはパンアメリカンハイウェー(北アメリカからパナマまで1本の大陸縦断道路)を北上する形でエステリへ向かう。

【エステリの紹介】
https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=1024 

高い建物がなく、2階建て3階建てばかり。キューバとはちょっと雰囲気が違う。
市街地なのでお店が多く、キューバにはこんなにお店が出ているような地区というのはあまり見たことがない。

【ニカラグア初日】
https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=1410

去年の6月にタバコ葉をニカラグアから持ち帰り、年末頃よりブレンド作業を開始。最終的に6ブレンド作っており、テストスモーキングが4番目ぐらいまで済んでいる段階で出発という状況に。そのため、渡航途中のヒューストンで5番目のブレンドをホテル(の駐車場)でテスト。

オリジナルブレンドはナンバーA~F、その中のAのブレンドがかなりお美味しく、1回限りだとタバコ葉の個体差でたまたま美味しいというようなこともあるが、もう一度同じブレンドで巻いたものも再度93点。それをベースにニカラグアで知恵を出し合いながら、さらにブレンド改良していこうと思い行っていたため、初日の午前中はまずこのブレンドでペティコロナとロブストを工場に巻いてもらい、それを再テストするところからスタート。

ただ想定外だったのが、オリジナルブレンドはバインダーがスマトラだったが、その時ちょうど工場にスマトラのバインダーがなく、さらに日本でサンプルを作る際にスマトラバインダーを使い切ってしまっていたため、ハバナラッパーをバインダー代わりにしてサンプルを作成。
午前中に巻きあがったものを吸ってみると、まぁ良く言って90点、正直に言えば89点ぐらい。これでは全然話にならないとなり、バインダー1つでそこまで落ちるかな?とは思ったが、「まずはスマトラバインダー入手が必要だね」という話になり、初回工場サンプルは一旦ボツに。

【初日午後 葉巻のボックス工場視察】
https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=1620

・工場は、想像していなかったようなオープンエアな感じ。木の粉が出るのでこの方が良いのか、雨の日はどうしているのかわからないが、あまり壁がない。

・面取り作業

・接着剤でつけたところに重しをして圧着

・箱の表面をきれいにするためのサンディング

【新ブランドのブランド名】
https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=876
 

視聴者Kさんより、「タイトル、葉巻のブランド名の伏線ですか?(笑)」とコメントをいただきました。
片岡「さすがに葉巻のブランド名に「ドン・リオ・カタオカって命名したら、相当アボだなこいつってなりますよね(笑)だからそれはしないつもりです。ただ、次のブランドの名前は人の名前になっています。いつそれを公表するかはまだ未定なんですけど。」


【二日目 ハラッパのタバコ農園と選別工場視察】

https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=2353
 

今までは6月、11月にニカラグアへ行っていたため、農園に行ってもメインの栽培期ではないということで行かなかった。今回2月に渡航したのは、是非ハラッパのタバコ農園を見てみたかったから。

・ガーゼでカバーをしているのはキューバと同じやり方。(タバコタパド)

栽培方法や苗もほぼほぼキューバ。タバコ苗もコロホ99でキューバ品種のものを育てている。ガーゼで覆っていないフィラー用のタバコ葉を作っているサングロウンの畑に比べると、少し緑が薄い葉が多い。

・収穫用の葉が大きく育つよう、収穫しない脇芽や先端の芽をある程度摘んでいく。

・カサ・デル・タバコでタバコ葉を束ねている農園の人の作業風景。

針で葉に紐を通して束をつくり、左右に分けて棒にかけていく。この紐は複数束でつながっていて、最後まとまって一束にまとめられる。

【タバコ葉の選別工場】

https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=3543

カサ・デル・タバコで乾燥が進められた後は選別工場で、タバコ葉を一枚一枚仕分けしていく。

※画像は、一次発酵後のタバコ葉を一枚一枚仕分けしているところ。

サイズの違い、色、厚みで仕分けていく。

【3日目以降のブレンドテスト】

https://youtu.be/GLn5u4NUeKg?t=7339

・新たに6種類のタバコ葉を入手。

1種類ずつタバコ葉単体のテイスティングから再スタート。これをしておかないと、ブレンドする際の手がかりがない。

ボディの強さ、甘み、香ばしさ、風味の複雑さとバランス、そしてキューバ産にどこまで近いか。キューバとしか思えなかったら5点。ほぼほぼキューバ産だが、何かキューバ産とは違う香りが混じっているものは4点と、タバコ葉ごとにレーティングしておく。

特に強さの問題は、フルボディ、ミディアムフル、ミディアムフルのようなブレンドをしてしまうととんでもなく強い葉巻になってしまうため、バランスを取るためにもボディの強さも大事。


6種類のタバコ葉単体のプロファイルをテストし、それぞれにレーティングの点数評価。

それ単体で吸って美味しかったかかどうか、物によっては90点だったり92点だったり。

やはりタバコ葉の倉庫でテイスティングした上で選んで買ってきたこともあり、90点を切るような葉はなかった。


・「33%33%33%」で、テストブレンドのテイスティング開始

6種類のテストブレンドを作成し、テイスティングしたところでオーナー片岡の体調不良により開発中断。


日本でブレンドし93点だったタバコ葉が今年は買えないとか、エステリにブレンドのタバコ葉がないなどの状況からスタートしており、根底からブレンド開発の前提が崩れていたこともあり、ここでタイムアップ。残る時間は、メディア・ルエダ・デ・ラ・ヴィーダ第三回製造の打ち合わせを実施。


今回の渡航でのブレンド開発の結論は、日本で93点だったブレンドのタバコ葉調達が出来ず、また一からタバコ葉選定を2日かけて行い、最終的にテストブレンド6種類を試すも最高92点止まりでタイムアップという結果に。


配信では動画や写真、持ち帰ったタバコ葉なども紹介しております。

特にブレンドの話題については、あまり知られていないと思われる「どのように新しい葉巻が作られていくのか」が分かる貴重な話かと思います。

各話題に直接飛べるようYouTube配信のURLも記載しておりますので、ぜひご覧くださいね。


現在4種類のCubanCigarオリジナルブランドの葉巻はどれも大変ご好評をいただいております。キューバ産葉巻が入手困難という状況が続いておりますが、メディア・ルエダ・デ・ラ・ヴィーダを筆頭に葉巻愛好家の皆様へ自信を持ってお勧め出来る葉巻となっております。新たなオリジナルブランドの葉巻完成まで、今後もYouTube配信やメルマガなどでお伝えできればと思っていますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね。

コイーバ パナテラ
5,720円/本

2020年製造ボックス
ドローも良好です。

モンテクリスト ホイタス
2,200円/本

2017年製造ボックス。
ドロー、香り共に良好です。

モンテクリスト ワイド エドゥムンド
8,470円/本

香りが良く、ドローも良好です。

オヨー・ド・モントレー エピキュア NO.1
5,170円/本

ラッパーに艶があり、ドローも良好です。

 キューバ産葉巻専門店 CubanCigar.jp
 
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美味しい葉巻との出会いは ココ から