キューバ産葉巻専門店 CubanCigar.jp メルマガ 131号(2021/12/15)

CubanCigarメルマガ読者の皆さま、ごきげんよう。いつも当店をご愛顧賜り、ありがとうございます。
今年も残り2週間になりました。メルマガ読者の皆様は、慌ただしい年の瀬をお過ごしでしょうか。

さてキューバ渡航の情勢ですが、日本が再び鎖国政策をとったため相変わらず厳しい状況で、「もうこれは来年夏くらいまで気長に待つしか無いかな~。」と思っているところです。

キューバ産葉巻の世界的流通の混乱(供給不足)も未だ続いているようで、そもそも日本に葉巻が入ってきにくい状況のようですね。なので、今まで別のお店で買われていた方が、在庫のある当店をご購入されているケースもあるようです。ウォークインヒュミドールで湿度管理を徹底したキューバ産葉巻、お楽しみいただけているでしょうか?

コロナの影響で、葉巻の買付けやニューリリース等をお届けできない状況が続いているため、今年は春頃からYouTubeでのライブ配信やオンラインシガーミーティングに力を入れてきました。半年以上続けてきて思うのは、(ネット上とは言え)全国の葉巻愛好家の方が集まれるのは楽しい事ですね。なのでコロナ禍が明けても、オンラインシガーミーティングは続けていきたいと思っています。

そのライブ配信で、エレキギターの弾き語りなんぞ披露している私ですが、その影響からか…趣味動画を公開してみたくなってきました。
しかしCubanCigar公式チャンネルに「○○を弾いてみた」みたいな動画は流石に違うだろうと思い、個人でYouTubeチャンネルを開設しました。現在、登録者は僅かに15人w。一発目にあげたSL動画再生が最も好調なので、恐らく10人くらいは鉄道ファンの方でしょう(笑)

さて今週末の18日(土)には、当店恒例のクリスマスパーティーを開催します。昨年はライブハウス貸し切りでの開催でしたが、今年は店舗での開催です。
なおCubanCigarオンラインショップでは、クリスマスプレゼントに最適なシガーセットを各種ご用意しました。大切な方や、一年頑張ったご自身へのプレゼントにいかがでしょうか?

12月19日(日)は、YouTubeライブ配信「葉巻の沼」を、常連のお客様と共に20時からお送りします。

葉巻を始めたきっかけや、葉巻とそれに関わる楽しみなど、葉巻の楽しさについて、対談形式で常連のお客様からお話を伺ってみようと思っています。皆様からも、ぜひコメントでご質問やご意見ください。

21時からはYouTubeライブで今年最後の「オンラインシガーミーティング」を開催しますので、お楽しみに!
今年一年を振り返って、楽しく会話しながら葉巻を楽しみましょう!皆様のご参加をお待ちしています!!

2021年もコロナに振り回された世の中でしたが、そのような中にあっても、皆様の日頃からのご厚情により、当店も無事に年の瀬を迎えることが出来ました。今年一年、心よりありがとうございました。

皆様にとって、来年2022年が明るく楽しい一年となりますことを、CubanCigarスタッフ一同心より願っております。良い年をお過ごし下さい。

来年も、CubanCigarをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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・売り切れ葉巻の再販開始
・キューバ買付け葉巻の売出し開始
・熟成シガー、レアシガー情報
・葉巻の吸い方、道具の使い方How To動画
・葉巻やキューバの最新情報
・ショップイベントのお知らせ など

Cigar Aficionado は、アメリカで発行されている世界で最も読者の多い、葉巻専門情報誌です。(Insiderは、そのウェブ版マガジンです。)

今回はCigar Aficionado2021年9、10月号から1点と11、12月号から1点、Cigar Insider2021年11月23日号 から1点の計3点をご紹介します。

 
                                          4,200/本
90 Point
ヴィトラ:ヘニオス
ボディー:ライト・ミディアム
喫煙時間:約 60分

濃厚な色をしたこのトロには、謎の葉脈が浮き出ており、ドローはやや固めです。これはオークとフローラルな香りから始まり、断続的なピリッとした味わいがドライフルーツ、クルミ、ヌガーのフィニッシュへと続きます。

 
                                            3,000/本
92 Point
ヴィトラ:ペティコロナ
ボディー:ライト・ミディアム
喫煙時間:約 45分

ナツメグ、アーシー、コーヒーの一連の味わいに続き、このベリコソはチョコレートで覆われたアーモンドを核心的に伝えます。リッチでありながら、均一な燃焼と十分なドローで、バランスの取れた1本です。

 
                                            3,150/本
93 Point
ヴィトラ:トロ
ボディー:ミディアム・フル
喫煙時間:約 60分

トリプルシームキャップとオイリーなカバーリーフで美しく仕上げられたロブストです。燃え方とドローは共に素晴らしく、グラハムクラッカー、ベーキングスパイス、シダー、レーズンの風味のアクセントがある、リッチでナッツのような特徴を持っています。

  レーティングへの「オーナーコメント」  

今月は3本のご紹介です。

H.アップマン コネスールAが90点とふるわない結果になっていますが、これは個体差で低評価になった可能性が高いですね。私の吸った印象では92点くらいで、キューバ産の中でもかなり上質な葉巻だと思います

モンテクリスト ペティNo.2の92点は妥当な結果。ノーマルのNo.2の方が美味しい印象が私にはありますが、ペティには短時間でNo.2を楽しめる良さがありますね。

エドゥムンドは昔に比べてかなり美味しくなりましたね。特にリリース直後は、かなりイマイチな印象でしたが、今はだいぶ変わったようです。個人的にはダブル エドゥムンドの方がさらにもう一段上の味わいだと思いますが、エドゥムンドを吸ってみた経験がない方は、ぜひ一度お試しいただくと新たな発見があるかもしれませんね。

  スタッフ通信   

CubanCigarスタッフの上野です。
12月も半ばとなり、クリスマス、年末とイベントに忙しい時期となって参りましたね。当店でも11月中旬に店内外にクリスマスの飾り付を行い、すっかりクリスマスムードとなっております。そんなクリスマス感あふれる店内から、先月11月17日に【葉巻の管理と熟成】というテーマで、YouTubeライブ配信を行いました。
今回は、YouTubeライブ配信の様子と、配信中に視聴者の皆様から頂いたご質問をQ&A方式でご紹介したいと思います。

いつも店舗で行っている葉巻管理の紹介ということで、オーナー片岡に加え、普段葉巻の管理を行っているスタッフ2名(上野、江藤)も含めた、3名でライブ配信を行いました。
スタッフ2名はYouTubeライブ配信で視聴者の方に向けて話すという経験がなく、ガチガチに緊張しており、いつもオーナー片岡がお送りしている和やかなYouTubeライブ配信をご覧いただいている方からは、「今日はお堅いですね~」というコメントをいただくほどでした。

【緊張感漂うオープニング】

そんな緊張の中始まったYouTubeライブ配信。まず、スタッフ上野・江藤から、当店で普段行っている葉巻の管理について、葉巻の入荷~日常の管理まで時系列に沿ってご紹介いたしました。やはり葉巻愛好家の皆様も葉巻の管理についての疑問が多かったようで、配信中たくさんの質問コメントをいただきました。

【48時間の冷凍処理用にパッキングした葉巻の紹介】

【ウォークインヒュミドール内の湿温度管理設備の紹介】

【ウォークインヒュミドール内の湿度管理記録表の紹介】

次にオーナー片岡から、葉巻の熟成について、熟成とは何か、熟成している葉巻の特徴、自宅での保管方法、うまく熟成させるポイントなどを、視聴者の皆様から頂いたご質問にお答えしつつご紹介いたしました。
この中で「熟成した葉巻の香りがどんな香りか」という話題になり、ご視聴の皆様から「遠くにある養鶏場の香り」や「牧場の匂いが近い気がしますね」などのコメントをいただき、オーナー片岡も「あー確かに!」というやり取りがあったりなど、スタッフ間だけでなく、視聴者の皆様との葉巻談議も大いに盛り上がりました。

 

さて、ここからは、視聴者の方から頂いたご質問とオーナー片岡の回答を併せてQ&A方式でご紹介いたします。

 

Q1.この時期は(11月中旬)エアコンは気温何度設定にしていますか?

A.大体21℃~22℃です。

 

Q2.一瞬でも高湿度(80%以上)になると、味は取り戻せないものでしょうか?

A.一瞬であれば特に問題はないでしょう。葉巻はデリケートですが、「デリケートすぎて味や香りがすぐにダメになってしまう」というものでもありません。しかし、過加湿の状態で長い間放置をしてしまうと、「調湿をしても味も香りも何もしなくなった」経験があるので、「過加湿の状態で放置」というのは避けた方が良いです。一方で「乾燥」の方は、乾燥状態が続くとラッパーが割れ、喫煙が困難になりますが、時間をかけて調湿を行えば「風味がダメになる」ということは経験上ありません。ですが、乾燥した葉巻は調湿後ラッパーの伸縮性が落ちて割れやすくなっているので注意が必要です。

 

Q3.オートマチック湿度調整剤をヒュミドールに入れたら、外気温は、あまり気にしなくても大丈夫ですか?

A.多少は気にした方が良いとは思いますが、室温であればそれほど気にする必要はないかと思います。

 

Q4.湿度はボベダでなんとかなりますが、温度は高くなっても大丈夫なのでしょうか?(自宅保管)

A.夏場にエアコンをつけていない部屋に葉巻を保管していると、(室内温度)30℃以上になる場合がありますが、カビにさえ注意していれば温度が高いことに関しては経験上特に問題はありません。
むしろ「温度が高い方が熟成のスピードが速いのでは?」と感じます。逆に真冬の1桁台の室温では、一冬越しても「全然熟成進んでない」印象です。

相対湿度69%前後、室温5℃~30℃の範囲であれば大きな問題はないと思われます。ただし高温の場合、カビ発生の可能性はあります。白カビは拭き取れば問題ありませんが、青カビが発生すると吸えなくなってしまいますので、その点は注意が必要です。
自宅保管であれば、カビの発生に注意をしていれば、温度はそこまで神経質にならなくて良いでしょう。

 

Q5.寒いと(葉巻の)味は落ちるものでしょうか?

A.冷たくなってしまった葉巻でも、着火部は数百℃になるので、あまり関係ないと思います。

 

Q6.ご紹介のボヘダ(オートマチック湿度調整剤)とバッグタイプのジップロックで管理しているのですが、オーソドックスな方法なのでしょうか?やはり専用のヒュミバッグ?を使用した方が確実でしょうか。

A.その方法で問題ありません。ただ、ジップロックタイプの袋は、ジッパー部の密閉性だけでなく、ビニール自体が防湿性素材(湿度を通さない)のものとそうでないものがあり、防湿性のないタイプは湿度が逃げてしまい、徐々に乾燥していきます。当店で販売している葉巻保管専用のポータブルヒュミドールバックは、袋自体が防湿性素材のものです。もしネット等でジップロック袋を探される際には「防湿性」というキーワードで調べてみてください。

 

Q7.葉巻を包んでいるセロファンは保湿性あるのですか?

A.保湿性は全くありません。パルタガスのチコスなどをそのまま部屋に転がしておくと分かりますが、セロファン内の葉巻がバリバリになります。セロファンは吸湿性の高い素材で湿気を通すので、保湿性はありません。

 

Q8.ヒュミドール内に仕切りを付けて、二つ湿度計を入れてみたら湿度にムラがありました。仕切りをとって混ぜ混ぜしてみたのですが、ヒュミドール内の葉巻の配置の入れ替はやはり必要でしょうか?必要な場合、どれくらいの頻度で配置替えした方が良いでしょう??

 

A.私の個人的な経験則からいうと、あまり気にしなくていいと思います。

確かにヒュミドール内での湿度ムラというのは多少あり、当店のウォークインヒュミドールくらいの広さ(約7帖)ですと、湿度ムラがはっきりと出ますが、ご自宅用のヒュミドールくらいのサイズだと、湿度ムラはそこまで大きくないと思います。

湿度ムラが大きい場合は、湿度計の誤差の可能性がありますので、湿度計の位置を入れ替える、または両方を片側に置いてみる等をすると、湿度計の表示のずれが確認されるかもしれません。

また、葉巻の配置替え作業をすると、蓋を開ける際に湿気を逃がしてしまい、返って湿度変化が大きくなってしまいますので、葉巻の出し入れの必要がないなら、あまり蓋を開けないほうが良いですね。

 

いかがでしたでしょうか? 今回もたくさん方にご視聴いただき、ご紹介したQ&A以外にも質問のコメントを多数いただきました。そして、葉巻の管理や熟成の配信の後は、引き続きシガーミーティングを行いました。
毎回、視聴者の皆様から大変好評いただいているシガーミーティングですが、今回はいつにも増して内容が濃く、特に盛り上がった回となったのではないかと思います。
今回ご紹介したYouTubeライブの映像は、下記のURLからご覧いただけますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

●「葉巻の管理や熟成などの疑問にお答えします!」(11月17日配信分)

次回は、12月19日(日)20時から「葉巻との出会い~今に至るまで」をテーマに、葉巻愛好家のお客様をゲストにお迎えし、当店オーナー片岡と共に葉巻と出会ったきっかけ~現在まで、そして決して抜けることのできない「葉巻の沼」について、熱く語り合っていただこうと思います。
また、同日21時からは恒例の「オンラインシガーミーティング」も行います。
詳細につきましては、下記のブログURLからご覧いただけましたら幸いです。

2021年12月19日(日)20時~ 葉巻談義「葉巻の沼」&ミーティング連続開催! – [キューバ産葉巻専門店] CubanCigar.jp

皆様もぜひYouTubeライブでのコメント、21時からはSkypeでも、お気軽にご参加くださいね。お待ちしております!

モンテクリスト ペティエドゥムンド
2,300 円/本

2017年ボックスで香りが良く、ふかふかの触感です。

モンテクリスト ペティNo.2
3,000 円/本

2016年ボックスで熟成が進んでおり、ラッパーの色も濃いです。

パルタガス セリーP No.2
3,000円/本

ラッパーの色艶が良く、香りが強いです。

H.アップマン No.2
3,100 円/本

ラッパーの色が濃く、艶があり、ドローも良好です。

トリニダッド フンダドレス
6,000 円/本


2018年ボックスで熟成香が強く、
ふかふかの触感です。

ベゲロス マニャニタス
2,000 円/本

2016年ボックスで、熟成が進んでおり、香りが強いです。