葉巻の質問・FAQ

ピラミデ葉巻のカットの目安は、断面直径が1cmくらいになる位置です。

リング付近までカットを試されたようですが、リングをはずすとラッパーがほどけてしまったと思います。

ピラミデ葉巻も、ヘッドを巻き止めているラッパーは良く見ると縁が見えます。その縁よりも深くカットするとラッパーがほどけますのでご注意ください。

葉巻は吸わないでいると自然と火が消えます。ですので、再着火して吸うのは問題ありません。

しかし、一旦火を着けた葉巻はニコチンとタールにより、急速に風味が損なわれていきため、1日以上経過したものは、かなり味わいが落ちている状態です。

途中でやめる場合でも、出来るだけその日のうちに吸ってしまった方が良いでしょう。

紙巻きのタバコをお吸いになったご経験はおありでしょうか？

もしあれば、葉巻は一般的に紙巻きタバコよりも吸い込み抵抗が大きいとご理解下さい。

葉巻の煙を口腔内に吸い込む際に重要なのが「ゆっくり吸い込む」ということです。口腔内を煙でいっぱいにするのに「5秒以上」はかけるくらいのゆっくりさ加減です。

このゆっくり吸い込むというコツを押さえた上でも、実際のところ、葉巻の個体差により吸込み抵抗には差があり、タバコよりも吸い込みが軽いものからきついものまであります。

ゆっくり、強く、吸っても煙がほとんど出てこないほどタイトに巻かれた葉巻も、稀にございます。刻み葉を機械で巻くタバコと異なり、1枚もののタバコ葉を複数枚重ねてオールハンドメイドで巻くがゆえに、このような問題が発生します。

メーカーのHabanos S.A.も、吸込み抵抗試験を全葉巻で実施して、このような問題葉巻は巻き直しする品質管理を行なっているのですが、10～20本に1本くらいの割合で出くわしてしまう印象です。

どうしても煙が出ないような場合、私は直径1.2mmくらいのドリルで、深さ5cm前後穴をあけてドローを改善して吸っています。道具は人それぞれですが、これはオールハンドメイドの葉巻につきものの「葉巻あるある」です。

しかし2本連続でそういう葉巻に当たる確率はかなり低いと思いますので、想像の域を出ませんが、おそらく吸い込み速度が早いため抵抗感が強く感じられたのではないかと拝察いたします。

一度、吸い込みを5秒以上かけて「ゆっくりと」吸うことをお試しください。

基本的には賞味期限はありません。

ですが葉巻の種類によっては熟成のピークを迎える年数が異なります。葉巻の種類によって熟成ピークまでの年数は異なりますが、早いもので5年、長いものだと20年ほどです。熟成は適温適湿での保管が条件です。

ピークを越えた葉巻は、徐々にブーケが飛んで香りの希薄なシガーになっていきます。こうなると、それ以上の熟成を期待せずに早めに薫らしてしまった方が良いでしょう。また葉巻によっては熟成しにくいものもあるので、数年経っても風味が良くなる傾向がない葉巻は、早めに消費してしまった方が良いかもしれません。

お好みのシガーのプロフィールに合うものとというと、 ロミオ・Y・ジュリエッタのショートチャーチル、セドロス デラックス No.3なども良いかもしれません。

それともう一つ、お好みの葉巻を探す一つの方法ですが、ペティコロナサンプラーのような、ブランド別で同一サイズの葉巻を吸い比べるのも良い方法かと思います。

どちらでも問題はありません。

ですがチュボスから出しての保管は、下記2点のメリットがあります。

1）葉巻の状態確認がしやすい。過加湿時の白カビ発生などをすぐに発見できる。

2）他の葉巻と直接接することで、葉巻の熟成にプラスに働く

チュボスは湿度を保持する機能はほとんどありません。どちらかと言うと、葉巻を衝撃から守ってくれるケースと考えた方が良いでしょう。

ただ、葉巻を何にも入れずに持ち歩くよりは幾分放湿を抑えられますので、1～2日程度であればチュボスのままでも問題ないでしょう。

チュボス入りであることのデメリットというのは、特にないと思います。

強いてあげれば、チュボスに入った葉巻は状態が見えないので、過加湿で白カビが発生したりしても気付きにくいことはあるかもしれません。あと、何となく捨てるに忍びないので取っておくと、だんだんと溜まってきてやがてはゴミになっていしまうことくらいでしょうか(笑)

ヴィトラの綴りはVitoraで、スペイン語です。

サイズと形状を表す言葉で、英語だとShapeが近いと思います。Google画像検索で、「Vitola Cigar」をお試しいただくと意味が良く分かると思います。

カストロの好みのシガーは、コイーバ　コロナス・エスペシャルであったと聞いています。

ゲバラが好んだ葉巻については、シガーアフィショナードの1997年のアーカイブに、ゲバラに関する論文がありました。

彼はモンテクリスト、H. UpmannとPartagasを含む多彩なブランドの大きなサイズを吸うのを好みました。

-----原文-----

He preferred to smoke large sizes in assorted brands, including Montecristo, H. Upmann and Partagas.

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ゲバラは決まった銘柄ではなく、いろいろな種類のシガーを吸っていたようです。その中でもハッキリとしているのは、モンテクリスト、H.アップマン、パルタガスの大きめのシガーということなのでしょう。

対策としては一つしかありません。時間をかけて湿度65～70％の状態でコンディションを復活させていくことです。

この方法でかなり味わいを取り戻す葉巻もあります。しかし極度に乾燥した葉巻や過加湿状態にあった葉巻は、味も香りも飛んでしまっている場合があります。

ここまでくると、湿度調整をしても元の風味を取り戻すことは難しいでしょう。まずは1ヶ月程度、湿度65～70％に安定した状態で保管してみて下さい。

日本未発売ヴィトラのため販売は行っておりませんが、お得意様へのご購入特典としてプレゼントさせていただいております。

非売品シガーは、一定期間中に一定額以上ご購入のお客様へプレゼントさせていただいております。

日本国内で小売り認可価格の定められていないシガーにつきましては、たばこ事業法の規制上、販売は違法となります。非売品となっているシガーは、日本では小売定価認可されていない葉巻です。

たばこ事業法により、葉巻の販売は「許認可店による販売」「定価販売」が義務付けられております。

バーでは、出張販売許可（たばこ小売免許店が申請）を取得すれば、定価販売が可能となります。ご希望でしたら当店までご相談ください。

ご友人のお好きな葉巻のブランドがわかっているのであれば、その中から良い葉巻を選ぶのが喜ばれるかと思います。

お好きなブランドがわからない場合は、ご予算をお教え下さい。こちらでお薦めの葉巻をいくつかリストアップしてご提案させていただきます。

出荷時に密封しておりますが、調湿剤なしの状態ですので、そのままの保管は1週間までとお考えください。それ以上の期間保管する場合、調湿剤を使用して保管をお願いいたします。

当店の葉巻は全て店内のウォークインヒュミドールにて、常にベストな温湿度管理を行っております。商品出荷は最も葉巻が美味しい状態で発送させていただきます。

過去のメルマガにも、湿度管理について詳しく載せておりますので、ご興味あればお読みください。

当店では、葉巻を出荷する際ジップロックへ入れ余分な空気を抜き、 密封状態で発送いたします。

その状態で概ね1週間程度は問題ありません。それより長く保管する場合は、下記用品の使用がおすすめです。

● ポータブルヒュミドールバッグ　（S/M/L）

ご購入予定の葉巻が6本だとSサイズが少し小さすぎるため、Mサイズのご利用がおすすめです。

シガーカッターは刃物製品で、且つ刃を研ぎにくい形状のため消耗品です。

く使用できますが、一生モノではないとご理解ください。

葉巻は吸わないでいると自然と火が消えます。ですので、再着火して吸うのは問題ありません。

しかし、一旦火を着けた葉巻はニコチンとタールにより、急速に風味が損なわれていきため、1日以上経過したものは、かなり味わいが落ちている状態です。

途中でやめる場合でも、出来るだけその日のうちに吸ってしまった方が良いでしょう。

当店の公式ブログで、ヒュミドールの選び方について詳しく説明していますので、是非一度そちらをご覧下さい。

https://cubancigar.jp/blog/?p=356

まず、ヒュミドール内部にカビの発生、乾燥による歪みがないかを確認して下さい。問題なければ、加湿器に精製水を入れて2週間ほどヒュミドール内に置いておいてください。

これでヒュミドール内の木部に一定の水分を与えられますので、湿度計が70％前後で安定したら葉巻を入れるようにしてください。

ヒュミドールでの葉巻保管を、最も簡単かつ確実に70％前後で調湿する方法は、以下のとおりです。

1) オートマチック湿度調整剤（69％・72％）を使用する

2) 葉巻を半分以上、できれば7～8割以上ヒュミドールに入れる

3) 蓋の開閉頻度をなるべく少なくする

この保管方法でも湿度計が75～76％を指すようであれば、湿度計に誤差が発生しています。下記の方法で湿度計を調整してみてください。

当店では、ウェスタンカリバーIV　デジタル温湿度計を取り扱っていますが、以下の点でアナログ湿度計よりも優れています。

1) 湿度計測誤差が+/-1％と高精度

2) 温度計測が可能

3) 温湿度変化のメモリー機能により、過去の温湿度変化を確認できる

4) 計測誤差が発生しにくい

アナログ湿度計は、裏蓋が外れるようになっています。細目のマイナスドライバーなどで裏蓋の穴からこじってやれば外れると思います。数値補正は、文字盤を回転させ正しい湿度を針に合わせることで行います。

湿度計補正には正しい湿度の把握が必要です。最も簡単なのは、デジタル湿度計のそばにアナログ湿度計を置いておき、デジタル湿度計の表示湿度に合わせる方法です。もう一つの方法は、飽和塩法を利用した方法です。

69％は【 保管用 】、72％は【 吸い頃の湿度調整用 】とお考えください。

ちなみに、Habanos S.A.が推奨する葉巻保管湿度は65％～70％です。なので72％はやや高めの湿度ですが、湿度が高めの方が辛味を抑えられるため、長期保管でなければ72％を使用しても問題ありません。

ポータブルヒュミドールバッグは、葉巻を箱ごと保存しておくことが可能です。むき出しでも問題ありません。

ただ、熟成用に保管されるのでしたら、箱ごと保管されることをお薦めいたします。理由は以下のとおりです。

１）バッグが透明なので葉巻をむき出しで入れると、保管場所によっては太陽光が葉巻に悪影響を与える。

２）葉巻のタバコ葉保管は、木のある空間が良い。これはHabanos S.A.の保管倉庫でも、木の内張がされていることからも明らかです。

バラ入れのヒュミドール保管よりも熟成状態が良くなりますので、お試しいただきたい保管方法です。

調湿剤は、①ヒュミドールの大きさ　②ヒュミドールの気密性③収納する葉巻本数　によって選択が変わってきます。

ヒュミドールの気密性が高いほど、調湿剤は小さいもので良くなります。①と③はバランスの問題なのですが、空隙のスペースが大きいほど湿度は安定しにくくなりますので（ヒュミドールいっぱいに葉巻が入っている方が湿度は安定しやすい）調湿剤は大きい物が必要になります。

クリスタルジェル調湿器は、大きい方を入れたから過加湿になるということはありませんので、ヒュミドールのスペースに余裕があれば、特に冬場の乾燥時期は大きいサイズを入れておいた方が、安定した湿度維持が可能かと思われます。

シガーの熟成は、ストック本数により若干変わってきます。

30本以下であれば、ポータブルヒュミドールバッグでの保管が最も簡単で熟成が早いでしょう。

50本以上のバラをストック＆熟成させていくなら、ストック本数にあったヒュミドールの方が良いでしょう。しかし同じ50本でも、ボックス買いシガーを熟成させるなら、ポータブルヒュミドールバッグLに放り込んでおくのもおすすめの方法です。

葉巻を熟成させていくうえで、蓋や出入れ口の開閉は最小限にとどめてください。蓋を開けるたび、葉巻の旨みの主成分であるエッセンシャルオイルが失われます。またポータブルヒュミドールバッグでは、余分な空気をなるべく抜いた状態で密閉してください。ストック本数にあったヒュミドールサイズをおすすめする理由も、余計な空間が多いと、湿度が安定しないのと熟成が進みにくくなることが理由です。

なお冬期の温度管理は、しないよりもしたほうが熟成は早まります。特に、冬場の室温が低い状態は、あまり熟成が進みません。かと言って、暖房による温度変化が激しい部屋もお薦めできません。温度変化が激しくない部屋での保管で良いでしょう。

当店取り扱いの葉巻は全てキューバ産のプレミアムシガーですのでセロファン包装のものはありませんが、一般論としてお答えすると、熟成は遅くなると考えられます。

理由は、ビンテージの熟成葉巻はセロファン包装などされていないということが一点。また、シガーの精油成分が変化と融合を繰り返して熟成していく過程というのは、葉巻単体だけではなく同じボックス内の葉巻間でもその混ざり合いが起こっている中で進行すると考えられるためです。

ヒュミドールなど一部大型の商品は対象外ですが、原則としてすべての商品についてラッピングを承ります。

一部のセット商品にはラッピングが含まれますが、それ以外の商品ご購入でラッピングをご希望の場合、ラッピングオプションをカートに追加していただくようお願いいたします。