チコス(プリトス)の面白さ
Chicos(チコス)というサイズの葉巻があります。マシンメイドでセロファン包装されている小さな葉巻ですが、恐らく最も有名なのはパルタガス・チコスでしょうか。日中のちょっとした時間にショートタイムスモークできるので、常に数十本は常備している私のお気に入りでもあります。
このチコス(パルタガス以外ではプリトスやミディと呼ばれます)、パルタガス以外にもロメオ・Y・ジュリエッタやサン・ルイ・レイなど、複数のブランドのものがリリースされており、これらを薫らして比較してみると、各ブランドの基本的なフレーバープロフィールの違いが、非常にわかりやすい。
サン・ルイ・レイはフルボディー、パルタガスはフル~ミディアムフル、ロメオはミディアムボディー…など、ボディーの強さなどは特にわかりやすく、これはペティコロナで比較するよりもわかりやすいんですね。
なぜこのようなことになるかというと、チコスはマシンメイドのショートフィラー葉巻なので、恐らくプレミアムシガーを巻く際に出るカット屑の葉や、各ブランド用でプレミアムには使用できない検品落ちの葉などをミックスして使用するため、ブランドの平均的なフレーバーに落ち着くからではないか…というのが私の推論です。
言葉で説明するとどうもややこしいのですが、吸い比べてみると「へ~なるほど、面白いな…」と思うのです。
C.E.X RIO様の文面を拝見させて頂いて大変 興味を持ってしまったのですが、こちらで質問させて頂いてもよろしいでしょうか?
こちらのチコスとは製造工程(?)が違うだけで保管や喫煙方法は普通のプレミアムシガーと同じ様に湿度管理してシガーカッターでカットして燻らせる物なのでしょうか?
シェープはパナテラよりも小さいのですか?
また販売予定はございませんか?(笑)
スミマセン・・・食いつき過ぎてしまって・・・(笑)
ご質問はいつでもWelcomeですよ。
さてチコスの葉巻ですが、ヘッドははじめからカットされています。ですので、セロファン包装を外したらフットを炙るだけで、すぐにスモーク開始が可能です。ドライシガー扱いですのでヒュミドール保管しなくていいというのが建前ですが、実際は調湿管理したほうが明らかに、味わい深く愉しむことができます。シェイプはパナテラと同じリングゲージで、長さが6mmほど短いです。
チコスやシガリロは、今のところ販売予定はありません。ですが当店に在庫があるものは、メールやお電話でオーダーしていただければお売りすることはできます。お問い合わせ下さい。