キューバの首都ハバナ以外の葉巻ショップ巡り

ブログ記事「キューバの首都ハバナでの葉巻ショップ巡り」では、ハバナ市内の葉巻ショップをご紹介いたしましたが、本稿ではハバナ市以外で立ち寄ったショップをご紹介いたします。ハバナ市内の葉巻ショップとは異なり、なかなか行く機会の少ないショップばかりではありますが、一応お勧め度を5つ星★★★★★で評価してみましたので、もしも行かれる機会があれば、ご参考にされてみてください。

キューバ最大のビーチリゾート「バラデロ」にて

バラデロのカサ・デ・タバコの葉巻ショップ
お勧め度：★★★
2011年7月、私はトロントからハバナ入りするはずでしたが、エアーカナダのフライトの遅れにより、急遽キューバ最大のビーチリゾートであるバラデロからキューバへ入国しました。個人的にはバラデロで一泊して、せめて一日、リゾートを満喫したいという気持ち120％だったのですが、そこはレア葉巻を掘り出して買付けるという使命がありましたので、スーパーリゾートであるバラデロ滞在僅か3時間で涙をのんでハバナへと発ったのです。その僅かな滞在時間3時間に、バラデロでもしっかりと葉巻ショップを探し出し、チェックしてきました。

この店はLa Casa del Habanoではありませんでしたが、悪くない品ぞろえでした。バラデロに滞在するのであれば、この店で葉巻を調達するのが良いでしょう。

店の外観

タバコリーフの日よけ施設

ウォークインヒュミドール

キューバ本島南約100ｋｍの海上に浮かぶIsla de La Juventudという大きな島があります。その東側に連なる列島のひとつ「カヨ・ラルゴ」は、キューバで最も美しい島と言われる楽園です。

カヨ・ラルゴの葉巻ショップ
2011年7月の滞在では、最終日に1日だけ休暇を取ることが出来ました。キューバで余暇を取れるのは、この日が初めてです。そして未明に出発の飛行機に乗り、キューバで最も美しいと言われる島へと足を伸ばしたのです。このリゾート滞在のレポートは別の記事でまたご紹介しますが、このカヨ・ラルゴ島に行ってみると、ここにも葉巻ショップがあったのです。

ですが、なにぶん到着が早かったもので、無人島へと渡る船の乗船時間まで店が開くことはなく、中を見ることは出来ませんでした。これだけへんぴな場所にある店ですので、レアシガーが眠っている可能性は充分あります。いつかまたトライしてみたいと思います。

店の外観

Casa del Habano とありますので、一応La Casaのようです

キューバのタバコ葉産地の中でも、最も上質な葉が栽培されているハバナ西方の州「ピナール・デル・リオ」にて

フランシスコ・ドナティエン工場の葉巻ショップ
お勧め度：★★★★
ピナール・デル・リオのフランシスコ・ドナティエン工場にある葉巻ショップです。工場の入口横と、入口の道路向かいの2箇所にショップが分かれています。ですが明らかに工場併設のショップの方が品ぞろえが豊富でした。
2011年11月の渡航では、この葉巻ショップでベゲロスを発見し、あるだけ買い付けて来ました。今後店頭に並ぶ可能性があるのかどうかは不明ですが、ベゲロスゆかりの工場に併設された葉巻店だけに、次のキューバ渡航でも恐らく足を運んでしまうことになりそうです。

フランシスコ・ドナティエン工場は、刑務所から病院という変遷を辿って最終的にはシガー工場なりました。1961年から一般消費者向けのシガーが生産され ています。以前は、国内の一般大衆向けの葉巻ブランドであったベゲロスが巻かれており、その当時のままベゲロスの看板が掲げられています。2011年7月 渡航の際に工場見学をしましたが、工場職員の説明によると現在ベゲロスは製造しておらず、トリニーダットとロミオ・Y・フリエタが巻かれているとのことです。

工場の内部は一般公開されていますが、内部の写真・ビデオ撮影は禁止されています。なお、工場職員によるガイドは付きませんが、始めに入り口にて職員の女性が一通りの説明をしてくれます。以下の動画にて内部の音声のみご紹介致してます。ご興味あるかたは、どうぞお聞き下さい。

工場併設の葉巻ショップ入口

店内全景

ウォークインヒュミドール

こちらは工場の道路向かいの葉巻ショップ

ウォークインヒュミドール