Havana現地レポート 2012年2月29日(水)

本日も、2012年 第14回 Habanosフェスティバルの速報をお届けします。5日間のプログラムのうち、本日は3日目です。
今日は朝から夕方までセミナー中心のプログラムでした。10時からオープニングセミナーの基調講演、そのあとは葉巻のトルシード(ローリング)講習会、そのあとランチを挟んで午後のセミナーへと続きます。

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オープニングの基調講演は6か国語同時通訳という、国際会議のような環境で行われました。テレビのニュースなどで見る、耳に翻訳機をつけて会議を行うのと同じような形式です。ですが皆、葉巻をくゆらしながらというのが面白かったですね。

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その後は、楽しみにしていたプログラムの一つ、「マスタークラス」すなわち、葉巻のトルシード講習会です。葉巻を巻くのは、ロバイナ農園で2回経験させてもらっていたので要領はわかっていましたが、この日のプログラムはバンチが無いというのが大きく異なっていました。初めから終わりまで自ら巻いてみると、やはり難しかったです。最終的にどんな葉巻になったかは、帰国後に改めてブログ記事にした際にお見せしましょう。

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そしてランチでは、今回のフェスティバルで親しくなったクウェートの葉巻小売店オーナーや、インドの葉巻商、イスラエルのHabanosディストリビューターの方々と、各国の葉巻事情などを話しながら、楽しい昼食となりました。

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そのあと、キューバ革命以前からの歴史を持つ、ハバナの時計メーカー(現スイス)クエルボ・イ・ソブリノスからの招待イベントに参加し、午後はフレーバーとアロマについてのセミナーに参加しました。このセミナー。主旨としては葉巻とラムの相性についてだと思っていたのですが、内容のほとんどはサンチャゴ・デ・キューバというラムの説明がほとんどでした。ヘネシーから参加している人などもいて、内容がほとんど葉巻よりもラムに絞られてしまったのが残念でした。

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この日のセミナーは以上で終了。会場を後にしてパルタガス工場へ向かい、あとは葉巻の買い付けを行ってきました。いつものVIPルームへ入ってみると、パルタガス・フェスティバルの時に比べ人も少なく、実にまったりとした時間が流れているのでした。この日燻らした葉巻は3本。朝にパルタガス工場のハウスシガーロブスト(月曜日にパルタガス工場を訪ねたときにセカンドマネージャーからプレゼントされていたもの)、午後のフレーバー&アロマセミナーでパルタガス・ルシタニアス(セミナー配布)、最後はパルタガス工場でまたプレゼントされたコイーバ・ロブストと…、買った葉巻を燻らす暇がありません。日本にいるときは、こう毎日葉巻三昧というわけにはいかないので、葉巻愛好家としては何よりも贅沢な毎日です。

明日はエル・ラギート工場とラ・コロナ工場の見学です。「マスタークラス」セミナーで、エル・ラギートのマスタートルセドール2人と知り合いになったので、何か良いことが起きないかと期待していたりします。

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