ベガス・ロバイナ農園訪問 3回目
2011年11月編 1日目
2011年11月11日~20日の10日間、三度キューバへと行ってきました。今回は、ピナール・デル・リオのベガス・ロバイナ農園へ2日間訪問し、その後パルタガス・フェスティバルに参加しました。
このレポートでは、3度目の訪問となるベガス・ロバイナ農園で過ごした2日間の体験の初日を、写真と動画でご紹介します。
世界で最も高品質な葉巻用タバコ葉を栽培する、ベガスロバイナ農園
実はGoogle Earthでも見えるんです。
屋根には、いつの間にかヒロシ ロバイナのイニシャル「H.R」が。
お馴染みのメインゲート
伸び伸び育っているヤシの木が南国情緒を偲ばせます。澄み切った、良く晴れた青空でした。
3年前の夏、アレハンドロ翁とホセ・アントニオ・キャンディア氏が腰掛けていた椅子。
何度訪れても、威厳あるお姿で迎えてくれます。
ロバイナ農園の藁葺き屋根のテラス。農園を訪れた来訪者とヒロシ達が集うサロンのような場所です。
実は、ここの天井に海外の国旗が1つあり 「あの国旗は何であるのか?」と尋ねたところ、訪問客の一人が持って来たんだとのこと。そしてヒロシの方から「次回、日の丸を是非持って来て!」と言われました。 あの国旗より少し大きなのを持っ行こうかなと思ってます(笑) 数年後には、各国の国旗で賑わう天井になっているかも知れませんね。
写真左側:ロバイナ農園のカパ(ラッパー)を手にするエンリケ・モンス氏
ロバイナ農園には、毎日世界中から訪問客が訪れます。今回の2日間の滞在期間でもキューバ産葉巻を心から愛する人々と、本当に数多く出逢うことができました。初日は運の良い事に、キューバの近代葉巻史に偉大な功績を残したエンリケ・モンス氏とお会いして、貴重なお話を伺うことが出来ました。
ハバナの5番ストリートと16番アベニューの交差点角にある5ta y 16を手掛けた、La Casa del Habanoの生みの親、エンリケ・モンス氏。氏はCubatabaco時代のヘッド オブ クオリティー コントロールという要職を長く務め、また、キューバ国内のみならず海外の店舗のマーケティングも多く手がけたとのこと。海外渡航経験のある人が極めて少ないキューバ人の中で、モンス氏はとても国際感覚豊かな方でした。La Casa del Habano世界展開の現状を振り返り、彼の持っていたイメージの9割くらいは実現したことを実感しているよと語ってくれました。
モンス氏は、「葉巻生産者(作り手)としては世界一番を自負していたが、世界に向けて葉巻をプロモーションして行く上では同じではなかった。」と語ります。「現在、世界に発信していく事が成功しつつあるが、より新しい世代がこれを手かげていく必要性を感じており、また、自分も手助けをしていくつもりだ。」…と、現役を退いたとはいえ、今なお熱い、葉巻に掛ける情熱を語ってくれました。
苗床で、高さ15cm程まで育成したタバコ苗。 美しい緑の葉に細かな白い毛が生えており、ふわふわした葉でした。
ロバイナ農園のハウスシガーを燻らせ、ラムを飲み上機嫌な一同。左は南アフリカ共和国から来ていた、ワイナリーとホテル数軒を経営するという男性。
実はこの後、予想もしなかったカラオケタイムに突入します。 始めに我々のタクシードライバー、その次にヒロシが熱唱します。歌声は・・・・気になる方は下の動画をどうぞ。
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