葉巻購入と出国時手続き
●キューバ国内での葉巻の購入
キューバで正規の葉巻が販売されているのは、LA CASA DEL HABANOのロゴが表示された葉巻ショップです。日本へ葉巻を持ち帰りたいのであれば、下のマークのある店で購入するようにしてください。そして購入の際は、必ず「証明書」を発行してもらうようにしてください。なお証明書を発行してもらえるのは、箱で買ったときのみです。
正規販売店のロゴマーク
正規販売店発行の証明書
それ以外には、証明書のない葉巻も50本まで持ち出すことが出来ます。ですので、 LA CASA DEL HABANOで販売されているハウスシガー(シガーバンドのなプライベートロールシガー)や、路上で売りつけてくるフェイクシガーなども50本までなら持ち出すことが可能です。(フェイクシガーの持ち出しはキューバでは違法です。自己責任でお願いいたします。)
【葉巻購入のポイント】
- 証明書のない葉巻の持ち出しは50本まで。
- 葉巻は LA CASA DEL HABANOのロゴのあるショップで購入し、 証明書を発行してもらう。
- 証明書を発行してもらえるのは、箱買いの場合のみ
●葉巻持ち出しの出国時手続き
50本以上の葉巻をキューバから国外へ持ち出そうとした場合、空港の税関で検査を受けることになります。
受託手荷物(機内に預ける荷物)に入れている場合には、税関から氏名がアナウンスで呼ばれ、葉巻と証明書の照合を受けます。この照合作業は非常に厳格に行われ、ホログラムシールを調べたり、証明書に紫外線ライトを当てたり、スクリーントーンのようなフィルムを証明書上部の赤い部分に当てて何かを読み取ったりしていたので、街中のフェイクシガー売りが発行する偽の証明書では、多分通らないと思います。ですので、道ばたシガーを買う場合は、「証明書も付けるから大丈夫!」と言われても、安易に信用しない方が良いでしょう。
税関での葉巻検査は、航空会社のチェックイン前にも受けることが出来ます。チェックイン後だと、氏名を呼ばれるまで待っていなくてはいけないので、チェックイン前に出国ゲート手前1階のADUANA税関で事前に受けた方がスムースに済みます。
【出国時葉巻検査のポイント】
- 葉巻検査はホセ・マルティ国際空港1階のADUANA税関で受ける
- 出国前に検査を受けられるので、チェックイン前に行った方が後で待たずにすむ。
- チェックインしてしまった場合は、出国ゲートを出た先正面にあるインフォメーションカウンター右側の階段下が税関なので、付近で氏名が呼ばれるのを待つ。
- 名前を呼ばれても税関に行かなかった場合、受託手荷物を飛行機に乗せてもらえないので必ず行くこと。
- チェックを受けるのは受託手荷物の方だけで、機内持込手荷物は検査を受けない。
- 検査はかなり厳格に行われるので、偽物はばれると思っておいた方が無難。
- 出国ゲートを出た先の免税ショップでも葉巻を購入可能。価格はハバナ市内の正規ショップと同じ。種類もそこそこ揃っているので、税関検査が面倒な方は、始めから免税ショップで買うのも一つの方法。
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